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昨年2月、母の油絵と谷口雅美さんの文章がコラボした、
短編画集「鳥と猫と君とボク」を作りました。


その本を読んでくださった、長く来院されている患者さんのお一人に、
四天王寺大学の人文社会学部日本学科の先生がいらっしゃるのですが、
雅美さんの文章を気に入ってくださって、なんと大学の外部講師にお願いできないかと、
突如治療中にそんなお話が降ってわいたのがついこないだでした。
それからあっという間に月日は過ぎ、
当初恥ずかしがっていた雅美さんも土壇場には強いようで、
先日120人の生徒さんを前に立派に講義を終えられました。
和気あいあいとしたその時の様子が、大学のHPにアップされていますので、
良かったらご覧ください。
FM尼崎「8時だよ、神様仏様」のアシスタントもされていて、お話も上手な雅美さん。
まるで四天王寺大学とのご縁は用意されていたかのようでした。
それにしても、見ず知らずの患者さん同志がつながって、
新しい世界が開けていくというのは本当に素敵なことですね。
人と人との輪をつなぐお手伝いができたこと、それが画集がきっかけだったこと、
とても嬉しく思っています。
夏には画集を教材に使っていただき「創作論」のセミナーが行われるそうです。
聞きにはいけませんので、またHPがアップされるのが楽しみです。
頑張ってね、雅美さん^^
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by yurikak5
| 2015-06-29 23:02
| Mother's Art&Book
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リクガメのバーリンが先週あたりから食べる量が激減し、
ついに3日前から何も食べなくなってしまいました。
たまにゴソゴソしますが、ひたすら寝てばかりいます。
カメは冬眠する生き物なので、少々食べなくても死ぬことはないとは思いますが、
6月中で体重が520gから504gまで減ってしまったので、少し心配です。
先月まで元気いっぱいで、食欲も旺盛でしたし、
他に病気らしい形跡は見当たりません。
寝ていても持ち上げると手足をバタバタして力はあります。
そういえば夏眠という言葉を聞いたことがあるなーと調べてみたら、
リクガメは自然界では暑さから逃れるために地中に穴を掘って潜り、
夏の間、代謝を下げ身を守るらしいです。
一年のうち活動している期間は短く、冬眠と夏眠をのぞけば3ヵ月程度とか。
新しいケージは結局気に入らなかったようで、
また水槽に戻しました。
四季のない地方に生息する、リクガメの飼育は本当に難易度が高いです。
どうかまた元気な顔をみせてくれますように。
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by yurikak5
| 2015-06-28 21:36
| パーリン(ホルスフィールド)
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自分はカメなのにウサギのような生き方を選んでいたりすることで
引き起こされているケースが多くみられます。
それは逃れられない環境や状況による我慢だったり、
不本意な人間関係からくる誤解だったり、
長期にわたる心や魂を傷つけられたトラウマだったり、
様々な苦しみが、怒りや憎しみ悲しみなどのマイナスな感情を引き起こし、
歪んだ人格を作ってしまうのです。
それに加え、東洋医学では個々の体質により病みやすい臓腑が偏るため、
世間では個性ともいわれる独自の感情が自然発生し、
(肝は怒、肺は悲など、臓腑にも感情が宿るとされています。参照)
偏った感情が繰り返されることで、心の奥底に邪気が徐々に沈澱され、
心身ともに病気を作り上げてゆきます。
長い間病んでいた人が、鍼灸治療を施し治っていく過程において、
本来の自分らしさが出てくることはよくあることです。
厄介な個性と思っていた性格も、丸くなってくることもよくあります。
それは臓腑が根底から治癒することにより、
自身の悪い心の思い癖が、体の苦痛と共に治っていくからだと思います。
その時、患者さんは本当にキラキラと輝いています。
それは犬であっても、猫であっても、ウサギであっても。
本来の自分を受け止められるようになっている姿です。
とはいえ、悩みの種が完全に去らなければ、また同じことが繰り返されることもあります。
生きる糧を得るにはそれしかないなど、逃れられない運命もあるでしょう。
ただひとつ言えるのは、まず自分が自覚できるようになることで、
固まっていた自分を取り巻く鎖が、解けだすことがあるということです。
まず自分が本来の姿に気づくことにより、解決策は見つかりやすくなるのです。
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by yurikak5
| 2015-06-24 21:33
| 東洋医学・鍼灸
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生前、ヨモギと一緒にうさんぽに行ってくれた しーちゃんさんちのカデちゃん。
お目目のパッチリした茶色くて小さな足の速い女の子。
あれから三年。早いものです。
その後、大阪育ちのしーちゃんは豊橋にお嫁に行ってしまい、
一緒に遊ぶこともなくなりました。
しばらくしてヨモギが亡くなったのですが、
それを知ったしーちゃんは大きな西瓜を豊橋からお供えに送ってくださったのです。
そして今年、なんとしーちゃんご夫婦にとっても可愛い赤ちゃんが生まれました^^
待望の赤ちゃん。高齢出産にも関わらず、母子ともに元気です。
先日、里帰りのついでにカデちゃんと赤ちゃんを背負って、
治療所に遊びに来てくれました。
シオンに会いたいとのリクエストがありましたので、
連れて行ってカデちゃんとご対面。
そして先月28日はヨモギの一周忌。
しーちゃんはまた西瓜をお土産に持ってきてくれたのでした。
ヨモギのことも忘れずにいてくれたんだ・・・と思うと、
なんだかジーンとしました(涙)
西瓜、美味しかったです。ごちそうさまでした !
赤ちゃんの成長楽しみにしています^^
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by yurikak5
| 2015-06-20 23:27
| ヨモギ(ミニウサギ)☆
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前回、人間が動物と重なるというお話を書きました。
何者であるのか。
くれぐれも間違えてはいけないのは、
犬は良くて猫がダメとか、ウサギが良くてカメがダメとか、
決してそういう問題ではありません。
もしそういった思考をお持ちなら、やめたほうが賢明です。
昔、犬好きの私の父は言いました。
「猫など、何の役にもたたん」
確かに犬ほど人の言うことは聞かず、
仕事をするほどの従順さは兼ね備えていません。
だからといって、何の役にもたたん生き物が、
何故にこの世に存在するのでしょうか。
余談ですが、その父が私が小学五年生の時、
神社に捨てられていた猫を二匹拾ってきて我が家の一員としたのは事実ですし、
ケンカしながらも猫型思考の母と長年連れ添ったというのも事実です。
しかし事あるごとに、そんな猫型の母の意見を取り入れ、
仕事にも生かしていたのですから、
何の役にもたたんと言われてはちょっと可愛そうですよね。
強者の動物に似ている人は傲慢で偉そうです。
弱者の動物に似ている人は、自分を卑下し強いものをうらやみます。
でもそれでは大切なのものを見失ってしまうのです。
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by yurikak5
| 2015-06-17 23:05
| 東洋医学・鍼灸
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人間を動物に例えるのは失礼かもしれませんが、
十二支でも動物に例えられるように、
人間にも犬っぽい人、猫っぽい人、
それぞれに似た個性があるように思います。
様々な動物達と接していると、人間関係を上手くとるための
ヒントがたくさん隠されていて、
私にとって動物とのコミュニケーションは
患者さんとのコミュニケーションを結ぶために、
日々役立っています。
犬タイプの人は、愛情深く忠誠心強く寂しがりや。
上下関係の規律厳しく、組織で生きる男性とよく似ている。
猫タイプは個を大事にし、プライド高くややきまま。
ツンデレで女性的。
ウサギタイプは群れたがるけれども、実は孤独を愛する部分も大きい。
情熱的なように見えて案外諦めが早く、やや中性的なイメージです。
カメは鬱病の人とよく似ていて、繊細で一見気が弱く見えるものの芯は強く、
一度心を許すと信頼は高く、かわいらしい一面をみせてくれます。
カエルは全く我関せずで、好きな道を行くという感じだし、
鳥はいつも明るくて負けず嫌い、過去にこだわらない。
(後ろ向きには飛べませんからね)
馬はまだ接して三年ほどですが、かなり激しくて神経質な気性ではありますが、
人間との触れ合いは好きで、認めてくれると従順にいうことを聞いてくれます。
もちろん、種は同じでも、一匹一匹で性格も違いますので、
それも考慮しなければなりませんが、
大きい括りでは似たところはあるように思います。
毎日患者さんと接していますと、
日々、様々なタイプの方と初めての出会いがあります。
個性を知り、その心をつかむ、ということが、
大切なことだなぁと、何年たっても感じる今日この頃です。
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by yurikak5
| 2015-06-15 00:30
| 東洋医学・鍼灸
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by yurikak5
| 2015-06-12 15:28
| ポポ(ボタンインコ)
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真夏のような五月が終わったと思ったら、もう梅雨ですね。
この気温差に体のバランスを崩している方も多いのではないでしょうか。
少し気温が下がって過ごしやすい面もあります。
十分な睡眠を良くとり、疲れをとってくださいね。
ベランダの鉢植えのビワが、今年も二個だけ実をつけました。
美しい紫陽花が、あちらこちら咲いてます。
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by yurikak5
| 2015-06-07 23:47
| 花・自然
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by yurikak5
| 2015-06-04 23:03
| 紫苑(ミニレッキス)
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