警告!!過労死
2008年 02月 14日
「過労が脳下垂体を破壊する」大阪市大チーム ラットで確認
昨年、脳・心疾患で過労死した人は147人だそうです。
実際には、自殺者なども含めれば、もっと増えると予想されます。
外国人には理解できない現象だそうですね。
日本人は真面目で勤勉なのは素晴らしいのですが、
そうでない人が生きていけない社会になってしまっています。
この記事は東洋医学の考え方を示すのに、非常に役立つ研究結果だと思いました。
東洋医学(中医学)では脳や骨、骨髄を滋養するのは腎(精)とされています。
過労すると腎が弱ります。腎の気は生命力の根源ですから、腰痛や肩こりなどからはじまって耳鳴り、頻尿、疲れやすい、不妊、無月経、精子欠乏症、アレルギー疾患や膠原病などど数えきれないほどの様々な病気が発症します。
それが進行すると、腎のみでなく脳や骨髄などからも養分を絞り出しますので、脳の細胞が破壊され、死につながることは当然の結果だと言えます。東洋医学では骨髄も腎の弱りからくるので、白血病などの骨髄の病気も過労からおこるという可能性は高いのです。
こういった病気を未然に防ぐためには、
少し疲れたな、腰が痛いなと思ったら、良く睡眠をとることが一番大事です。眠気がなくなるまでいっぱい寝て(寝るだけで腎精が増えるのです)、軽い運動をして足腰を鍛えましょう。
それでも疲れが取れなければ、東洋医学(漢方・鍼灸など)のお世話になった方が、過労死は絶対に減ると私は思います。
「自分らしく、生きよう」
身体が悲鳴をあげてるのに、休ませてあげずに無理をしてしまいがちですよね。。
身体の声に耳を傾けてあげて、身体が欲してることを、ちゃんと実行してあげ、いたわってあげなくてはいけませんね。
休養だけではなく、反対にもっと運動をしてほしい、もっとよい食事をとってほしい、食べすぎはやめてほしい・・・身体の発するサインを読み取ることが、大切かな?と思います。。。
人間も同じなのですが、西洋から入ってきた栄養学のために、病気でも高カロリーのものを食べ、治りを遅くしている人が多いです。
世間の物差しに合わせていると、なかなか健康になれません。
ひとりひとり、食べる量も水分量も違ってて当然。それがわかる本能をよみがえらせるのが大切だと思います。