ずいぶん寒くなってきましたね。
やきもきしていた都構想の住民投票もようやく終わりました。人生の半分以上を過ごしてきた政令指定都市としての大阪市が存続できたことは、正直嬉しく思います。
大阪市は私にはとても住みやすい街です。だから長年引っ越さないのだと思います。以外と緑地や公園も多く、街も整備され、水道代は月2000円未満と安く、縦横の道ばかりなので分かりやすく、歩道と車道がききちんと別れ、どこでも自転車で行けます。市バスはいくらのっても210円だし、地下鉄も分かりやすい。京都や神戸、奈良へも、ちょっと足を伸ばせば小旅行出来る。市内でコンサートも、映画も、百貨店も自転車で30分以内で行けるって、ちょっと他ではないのでは。それくらいコンパクトにまとまってる。多少家賃は高いけど便利さを考えれば狭くても許せます。
職場も長年中央区ですが、大阪は商人の町。気さくで情が深く人間味があり、真正面から本音で付き合えば良い関係が長く築けます。そんな環境で仕事できることは、楽しくもあり、緊張感もありですが、私には合っていたのだと思います。そんな大好きな大阪、このままでいいやん。何も変えることないし、カジノもいらんし、そう思っていました。
それが最近、すごく悲しくなることが。。。。
私が毎日自転車通勤で通る上町筋の立派な街路樹が、片っ端から切断されているのです。被害のひどかった一昨年の台風でも生き残った立派な街路樹なのに。夏は日陰を作り、いつも鳥たちが集う憩いの木なのに、どうして???
調べてみると同じような
思いの方がいて、
ある方のブログによると、根が張ってアスファルトや歩道まで押し上げてガタガタになったりしているので、一部は仕方ないのかなとも思うのですが、最近よく見ると細い全く問題ない木までバサバサ切断されているのです( ノД`)シクシク…万博が来るからなのかしら。。。
なんと大阪市は昭和38年の「緑化百年宣言」を契機に街路樹を50年近くかけて24000本から168000本に増やしたそうな。すごいことですね。だから緑が多かったんですね。50年かけて大きくなった木なのに、出来るだけ残して欲しいものです。御堂筋のイルミネーションされているイチョウの木も、何だか弱ってきているような印象です。
これからも市民皆の声で、いがみ合いのない、より良い大阪が続きますよう祈ります。
今年の御堂筋のイルミネーション。