歯の治療について考える①

3月の淡路島への旅行中のことです。
兄家族との夕食中、口の中でガリっと音がしました食べ物に石が混じってたのかも・・・?と、出して見てみたら白く硬い塊150.png
もしや・・・と思って舌で歯をなぞってみたら、左下の奥から3番目の歯の一部が3ミリほど欠けていました。

私の歯は中学から高校にかけて歯列矯正をしている影響もあり弱い性質で、長年歯のトラブルには悩まされてきましたが、ここ5年くらいは特に問題なく過ごしてきました。

女性は更年期や産後などホルモンバランスの関係により歯が弱りやすく、男性よりもその悩みは切実です。

今回は少し欠けただけだし、ちょっと詰め物したら治るだろうと軽く考えて、特にかかりつけ医もなかったので、適当に歯医者に行ったところ「これは抜歯せなあかんかも・・・」と医師。

(え・・・??、そんな大変なことになってるの??)

「ちよっと削ってみますね」
「あ、そうか、虫歯になってるんや」
「亀裂もあるなぁ、これ無理かな、あーーー、ギリギリ抜かんでいけるかも」

まな板の上の鯉の私。
何とか抜歯は免れたと、ホッとしたのも束の間、

「神経抜きますね」

(え、神経抜くんですか?痛くないんですけど。でも抜歯免れたんだから、神経くらい仕方ないのかな・・・。)

「これから根っこの治療に通って下さい」

「何回くらいかかるんですか?」

「それはわかりません」

(??? わからないってどうゆうこと?)

不信感を抱きながら、帰り道鏡を見たら、私の歯がすっかりなくなっていました。
さっきまで欠けていたけど歯の形をしていた一本が、土台しかなくなってしまいました。
ショックでした。

歯医者に行く前は全く痛みがなかったのに、帰宅後、麻酔が切れると根っこの部分に鈍痛、左頬が腫れていました。翌日、多分麻酔の影響でしょう。左足の臨泣穴に麻木が起こっていました。
歯の治療をすると体調不良になるのは私にとって当然のことです。いつも鍼で治しますが、臨泣の麻木だけは今でも5割くらい残っています。

治療の翌日、ふと疑問が出てきました。
なんで、痛みがないのに神経を抜かれてしまったんだろう・・・。
これまでも神経を抜いたことはあったけれど、それは痛みがきついときでした。
神経を残すことは出来なかったんだろうか?
もう少し、歯を残すことは出来なかったんだろうか?

思い切って歯医者に電話して聞いてみました。
「3ミリ以上の欠けがあり神経が露出している時は、神経を抜くのが標準治療です」とのこと。

神経を抜いた歯は枯れ木のようになり、抜け落ちるのも早いといいます。

そんなに簡単に神経抜いてたら、歯なんかあっという間になくなって入れ歯かインプラントになってしまうではないですか。インプラントなんか骨を削って埋めるのに、腎がどれだけ痛むと思うのですか。歯医者にはそんなことわからないと思うけど。(とはいえ、最近は東洋医学を学ぶ歯科医師も増えていて、私の鍼灸学校の同級生の一人には歯科医の男性もいました)

東洋医学では歯は全身と繋がっていると考えます。
上の歯は胃経、下の歯は大腸経、原因不明の歯痛も鍼でたくさん治してきました。肩こりがきつすぎても歯痛は起こります。そして歯の治療によって、私のような体調不良を起こす敏感な患者さんもたくさんいます。
私も、私の母も敏感な体質なので、麻酔が合わず脳貧血のような症状になったこともありました。

でも虫歯になったら仕方ないよなぁ・・・と思っていました。

そんな折、こんな本を目にしたのです。

その中には虫歯は削ってはいけない、削ると歯はどんどん弱くなる、削らずに殺菌し再石灰化が促せるという話が書いてあり、ヨーロッパではそういった非侵襲性の治療が10年前から主流になっているというとのことでした。

はじめて聞く治療法に驚き信じられませんでしたが、
もし本当なら夢のようだと思いました。

〈次回に続く〉

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by yurikak5 | 2019-04-24 23:37 | 健康 | Comments(0)

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