今日のためしてガッテンで知った
「長生きホルモン」アディポロン。
最後には長生きホルモンを増やす方法も紹介されていて面白い番組でした。
アディポロンは金さん銀さんの銀さんを解剖して発見された細胞だそうです。
銀さんの娘さん達も平均の2~3倍の値。
遺伝かな?と思いきや、遺伝は3割だそうです。
ということは、生活習慣などを正せば、残り7割は克服できるのかも
しれません。(東洋医学でいう後天の気ですね)
番組では老若男女、様々な職業や趣味別(スポーツや絵手紙など)に分けて、
たくさんの方の長生きホルモンを調べていましたが、
ワースト3に入った方はすべて喫煙者でした。
やっぱりタバコは吸う人にも周囲にもよくありませんね。
また平均値は男性8.6μg、女性は11.8μgだそうで、
男性ホルモンが長生きホルモンを妨げるとか。
(確かに、少し女性的なおじいちゃんの方が長生きしてるような・・・)
内臓脂肪から「アディポネクチン」が出るらしいですが、
太ると内臓脂肪が増えるのではなく、パンパンに膨らみ血管を圧迫し、
アディポネクチンが出なくなってしまうそうです。
では、どうすれば増えるのか?
簡単な体操をしていましたが、これがバレエの基礎練やヨガなどとかなり近い。
①壁を背にしてまっすぐ立ち、頭・肩・腕・背中・足をピッタリはりつけ3分。
(バレエではこの状態で足先を180度に広げます)
②一歩前に出て、体幹を捻りながら交互に手を壁につけること30回。
(胆経・帯脈・章門穴の刺激になってストレス緩和にもよいですね)
③壁にまたピッタリはりつき、腕を上下にあげる「はばたき運動」3往復。
(これはバレエでいうアン・オー、ヨガの太陽礼拝に似ています)
声を出しながらするのが良いそうです。
そういえば登山などでも鼻歌を歌いながらだと疲れないといいます。
④最後に「わっはっは」と笑いながらの深呼吸3回。
全部で10分ほどの軽い運動ですが、3週間で検査数値にも変化が出ていました。
やはり軽い運動を楽しみながら継続するのは、体にいいようですね。
そういえば、昔スポーツクラブに行っていた頃「生活改善運動」という
クラスがあったのですが、後にヨガを始め、ただひたすらに太陽礼拝を
やっていたクラスだったことが分かりました。
インドではヨガ、中国では太極拳や気功、ヨーロッパではバレエや乗馬。
もちろん、どの分野も上を見たらキリがありませんが、
日本でも競うことより動かすことが目的の、健康のための緩い運動が
もっと一般的になって欲しいなと思います。