紫陽花いろいろ

大阪は梅雨入りがまだのようですね。雨が少ないので、紫陽花もどことなく潤いが足りない感じ。それでも今年もあちらこちらで一生懸命に咲いてくれています^^

今日は実家の紫陽花を撮ってきました。全て母が買ってきた鉢植えを地植えしたものです。ほったらかしですが、知らぬ間に大きくなって毎年楽しませてくれます。

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母娘で一番お気に入りはこれ。↑

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この二種類は隣合わせで咲いています。↑↓
紫陽花は土壌が酸性かアルカリ性かで色が赤や青に変わるといいます。狭い敷地内で隣り合わせでも花の色が違うということは、そんなに小さな範囲で土壌の質が変わるという事なのでしょうか?

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まだ小さな株。この株は茎がクネクネ、ナヨナヨとして細いです。↓

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これはうちのご近所の紫陽花。↓
10以上の花をつける大きな株。毎年美しく咲いていますが、今年は水が足りなくて花も小さめ。花びらもやや薄めのようです。

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我が家ベランダ紫陽花。↓
今年は花が小さいうちに色づきが進み、大きくならないかと心配しましたが、水やりを多めにしたら大きな花に育ってくれました。やはり紫陽花には水がたくさん必要ですね。

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ちなみに咲き始めはこんな感じでした↓

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枯れそうになって項垂れている紫陽花を見つけると、水をやりたい衝動にかられます(笑)早く梅雨が来て、紫陽花を喜ばせてあげてほしいです。


# by yurikak5 | 2019-06-19 22:33 | 花・自然 | Comments(0)

私が鍼灸師になった理由

ふと「私はなんで鍼灸師になったんだっけ・・・?」と思い返していた。
長年生きていると、ずいぶん昔のことは記憶から遠ざかるものである。

最近、うちのスタッフに学生や免許取ったばかりの若い子が入ったものだから、その姿を妙に初々しく感じ、自分の同じような初々しい時代を思い浮かべることが増えてきたのだ。

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理由を数えればたくさんあって、色々な偶然や出会いが重なってこの道に入ったのだが、最大の理由は「体の不調が多いのに病院の治療が何よりも苦手である」ということにつきる。

薄ら覚えの幼少の頃の話である。
皮膚炎か何かで私を病院に連れて行こうとした母。病院の前まで行ったものの、私が怖がって嫌がって逃げ回り、どんなに捕まえようと思っても捕まらない。一時間以上逃げ回り、母もほとほと困り果てて、一人で薬だけもらいに行こうとしたら、後ろから小さな私が泣きながらトボトボついてきたという話。

そんな小さな頃から筋金入りで病院が大嫌いだった。

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それに較べ、鍼灸は本当にありがたい。細ーい鍼を一本、体に浅く刺す。大して痛くない。それで苦痛が軽減する。胃が弱くて薬もあまり飲めない私には、願ってもない医療だった。

また東洋医学には養生法がある。食事、運動、心持ち。自分の悪習慣を断ち切ることで病気を遠ざけることができる。生活習慣病の皆さんは、習慣を変えるのは大変だと薬をたくさん飲んでいる。私だったら薬や注射しなくて病気が治るんだったらどんなことでもするのにな、といつも不思議に思う。

まぁ、世の中には病院が大好きな人もいるから、趣味嗜好の問題なのだろう。

そんなわけで、ほとんど東洋医学で体調管理し半世紀生きてきた。あと半世紀、病院のお世話にならず、東洋医学の力でそこそこ元気に暮らしていきたい。


# by yurikak5 | 2019-06-12 22:36 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

蓮風の玉手箱について

 2011年~2015年まで産経関西WEB上にて連載されていた師匠のコーナー「蓮風の玉手箱」
サイトが閉鎖してから閲覧できなくなっていました。

 私はこの玉手箱にはご縁があり、産経関西・編集担当の岡崎氏が当時私の患者さんだったこともあり、企画段階から参加させて頂いておりました。このサイトは全20篇、蓮風先生の患者さんでもある、大学教授や僧侶、児童文学作家や地理学者、ジャーナリストetc・・・後半は東洋医学を学ぶ医師9名(北辰会に所属する先生を中心に)との非常に興味深い対談であります。特に東洋医学を学ぶものにとっては、非常に深い部分で感銘を受ける内容となっています。

 そんな貴重な対談集を眠らせておくにはもったいない、東洋医学、鍼灸を知ってもらうために、もっともっとたくさんの方に読んでもらいたい…そういった思いが募り、ネット上に復刻する作業をお引き受けすることになりました。


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 懐かしい裏話ですが、このバナーは漢方柚鍼灸院のHP制作会社のデザイナーのKさんに無理を言ってご厚意で作っていただいたものです。(お礼に一杯ごちそうさせていただきましたが・笑)
 バナーには代表とありますが、現在蓮風先生は会長になられています。

 このサイトは蓮風先生はもちろんのこと、ゲストの方々(遠方からもお越しくださいました)、テープ起こし作業、編集作業、すべて東洋医学・鍼灸を応援するたくさんの人々の思いによって出来上がったものです。こうやって東洋医学は真の効果を知る人たちによって語りつがれ、明治維新以降、虐げられながらも生き残ってきたのだなぁと思います。

 サイトはブログ形式で公開することになりました。順序が逆になりますがカテゴリ分けをしていますので1からお読みください。全ての公開には今しばらくお時間いただきますが、少しずつ時間のある時に貼り付けていこうと思いますので、楽しみにお待ち頂ければ幸いです。


「蓮風の玉手箱」newアドレス 





# by yurikak5 | 2019-06-05 21:05 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

暑すぎる5月

5月で30℃を越える日が何日かありました。
本当に暑すぎですね119.png

暑さのせいか私も夜間に目覚める回数が増えました。

動物達も体内リズムが狂ったようで、朝の6時からパーリンはドタバタうるさく(最近日中はベランダ飼いです)

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シオン君はゲージをガジガジして出せ出せと言わんばかりに

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なかなか収まらないので、外に出して運動させないといけないため、人間は寝不足気味です119.png


南国生まれのポポちゃんは暑さに強いのか水浴びして涼しい顔しています。

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笹の助は炎天下の下、シャチホコのような甲羅干しをした後は、オリンピック選手並みの高速の泳ぎを見せ(笑)

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治療院のサンタは相変わらずマッタリしてますが。(写真はGWに帰省中の仮住まい)

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暑い中、皆元気いっぱいなのは何よりです174.png
熱くてハイテンション過ぎるのも陽が過多になっている証拠ですので、シオン君には古代鍼で熱をもらし、笹の助にはアロエを少し食べさせてます。リクガメとウサギには時々スイカをあげます。

家にもたくさん動物がいるというのに、乗馬をし馬の手入れもするし、知人の犬の散歩もするし、私はすっかり動物園の飼育員のようになっております(笑)
母には「ようやるわ」と言われますが、ムツゴロウ王国に行くのが私の幼いころの夢の一つでもあったので、楽しいんですけどね。

そんなことを言う母ですが私と同じくらい動物好きです。ダーウィンが来た!を始め動物番組は必ずチェックしています。
そういえば私は交流はあまりなかったのですが、母の兄は獣医師でした。新潟の農家だったのですが、母の実家にはきれいな瞳の農耕馬がいたそうです。

しかし、これだけ暑いと夏野菜や果物が必要ですね。今年も暑くなって体が要求するため、スムージー作りを再開いたしました。
皆さんも食べ物や衣類を調節して、上手に体調管理してください。




# by yurikak5 | 2019-05-29 23:16 | 動物いろいろ | Comments(0)
今日は暑かったですが、蒼空も爽やかな皐月晴れ174.png

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そんな日の朝から歯医者に行ってきました105.png

今日は2回目の予約診療でした。(虫歯が痛むというアクシデントがあり、緊急で応急処置だけして頂いたので正確には3回目ですが)

1回目はカウンセリングのみ、2回目もまだ治療には入りません。
お口をきれいにしましょう~ということでしたが、いったい何をするんだろう・・・。

治療室に呼ばれると、まず歯科衛生士さんによる口腔内の検査(歯の付着物を取り病原菌やカビの状態を顕微鏡で見つける、口の中の空気を検査することにより口臭の内容を調べるなど)、予防に使うPOIC水とオーラループの使用法、歯のクリーニング、その後に院長先生から綿密な治療計画と具体的な説明、見積書による明確な治療費の開示、質疑応答といった感じでした。

ホームケアに使用するものは初めて見聞きするものも多く、自分が受け入れられるか不安でしたが、全く抵抗なく続けられそうなものばかりで安心しました。

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今回の治療はすべて自由診療で行いますので治療費はそこそこかかりますが、治療回数が少なくて済むこと、歯の寿命が伸びること、長くケアしていただけることなど含めると、決して高くはない料金設定だなと思いました。(もちろんこの歯医者さんは保険での治療もされていて、互いの合意の上治療計画が決められます)

ここまで丁寧にしてくれると、読んだ本のどこかに書いてあった、歯科治療も外科手術の一部なんだなぁ・・・と改めて実感しました。

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今朝のクリーニングのおかげで、今も歯がツルツルで口の中のスッキリ感が続いています。POIC水 とは、塩と水が電気分解して生成された次亜塩素酸イオンで、うがいすることでたんぱく汚れが取れるそうです。塩素なのでちょっとプールみたいな臭いがします。またPOIC水はすごい殺菌力があるのに体には無害とのことです。 院内の治療に使う水もすべて、この水で行われているとのことでした。安心ですね。

今晩からは自分でPOIC水とオーラループ で二度と虫歯を作らないようにケアしながら、無事治療が終わるよう頑張りたいと思います。


# by yurikak5 | 2019-05-22 22:53 | 健康 | Comments(0)

メルカリとビーズ

今年のお正月。

年賀状を見ていたら「メルカリ始めたんだけど楽しいよ!」というコメントが。
古い古い同年代の友人です。
年末にも同年代の患者さんからメルカリを始めたという話を聞いて気になっていて、
正月休みに断捨離ついでにいくつか出品したら、いきなり売れました146.png
かなり低価格の設定ではありますが。

昔、ジモティーというのも少しやったことがありましたが、
色々と面倒な部分もあって続きませんでした。
メルカリのシステムは確かにすごいと思います。
コンビニと宅配便と組んだ匿名配送のシステムは特にすごくて、
スマホと荷物だけ持ってコンビニに行き、
レジでバーコードを見せ伝票を貼ったら終わりという、
見た目には全くお金が動かないシステムです。
要は、売上金から手数料、送料が引かれたものが、
メルカリ内に一時預金されるみたいな感じ。

段々とこの年になると趣味や嗜好も変わり、
今まで必要だったものが不要になったり、
好きだけれど似合わない、やりたいけれと現実的にできない、
でももったいない、思いが詰まってて捨てるに捨てれないとか、
終活とまでいかなくとも少しずつ断捨離し、
自分の身の回りを色々と変えていかねばなりません。
そんなとき、自分が不要になったものを喜んで
引き取って下さる方がいるというのは大変嬉しいことですね。

メルカリをされている方はお若い方がほとんどのような気もします。
今日は昔、ビーズ細工をよく作っていた時の材料を処分することにしましたら、
子育てが一段落した若いママさんが早速お取引くださいました。
いつかまたしたいなぁ・・・と思って残していましたが、
もうあの小さな穴にテグスを通し続けるのは無理(^_^;)
有効活用していただけて良かったです。

私の母は趣味のアートフラワーの道具とか全部捨ててましたからね。
そう考えると現代のありがたいシステムです。
まぁ、やっていく中で多少の失敗や反省はありますが、段々慣れてきました。
やはりメルカリといえども、人と人とのコミュニケーションが一番大切ですね。
どんどん時代は変わってきているなぁと、ついていけない部分もあるけれど、
良いところはどんどん受け入れて生きていきたいなと思います110.png


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ビーズさん、さようなら。また色々作ってもらってね^^



# by yurikak5 | 2019-05-15 22:47 | 雑記 | Comments(0)
旅は長くは続きませんでした。

私の調べた結果、通える範囲内ではドックベストとプラズマレーザーの治療をされる先生は二軒しかなく、一番近いN歯科を訪れました。結果的に、こんなに歯医者さんと普通に会話できるなんて信じられないというくらい、コミュニケーションできる有難い先生にめぐりあいました。先生のお話しではプラズマレーザーは国内で180台しか普及しておらず、また使い方も難しいそうで、先生は講習会も開いておられるとのことでした。

待合室には小峰一雄先生の本が並べられ、話の始めは歯は全身と繋がっているという前提から、その上でなるべく抜かず削らず最善の治療を考えてくださるとの事でした。また前に行った治療についてもご説明くださり、神経を抜かれたと被害妄想的になっている私にそれは仕方ない状況であったと納得のいく説明をしてくださいました。レントゲンと写真を見ながら約一時間の丁寧なカウンセリング。私の歯の一本一本をこんなに丁寧に見て下さった先生は初めてで頭が下がる思いでした。

今回神経を抜いた歯にはドックベストは意味をなさないとのことで、またドックベストもすべてに使えるわけでなく上手くいかない例もある事も聞いたうえで、できる範囲内でやってみたいとお伝えしました。まだ治療は始まっていませんが、安心して通えるところが見つかって本当に嬉しいです。

歯は東洋医学では「腎は骨を主り、歯は骨の余り」と言います。女性が産後や閉経後に歯が弱るのも腎が弱るためです。特に歯質が弱い、欠ける、歯がぐらぐらするなどは腎虚によるものです。
また歯茎の腫れや歯痛は胃熱風火などが原因となり、鍼灸でも漢方でも証に応じた治療をすれば非常に効果的です。特に歯に原因が見当たらない痛みにはありがたい存在です。先日、抜歯したのにまだ痛いという、こんな記事をみつけました。この方はストレッチで治してますが、抜く前に東洋医学的な治療を受け食事内容を変えられたら、大切な歯を抜かずにすんだだろうにと気の毒に思います。

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「100年歯を失わない生き方」

訪れた歯科に新刊が置いてあったので早速買ってきました179.png
すごいタイトルですが、これからの高齢化社会には大変重要なことですね。

この本には「虫歯は歯が溶けてしまう病気です。しかし虫歯で溶けた部分が再石灰化かれ元の硬さに戻るのです。これも自然治癒力です。」と書いてあります。
歯科の先生に詳しく聞くと、なくなったエナメル質が復活はしませんが、虫歯で溶けかけた縁の部分が自然治癒で硬くなり、虫歯が止まるということのようです。

文中にヒポクラテスの「自然こそが最良の医者である」とも177.png

人間には体を治す力が初めから備わっています。
鍼灸治療も自然治癒力を活性化するお手伝いをする治療です。
ヨーロッパでは歯の予防をすればするほど儲かる仕組みになっているとか。
虫歯の患者さんを出さない方が報酬につながるという、素晴らしい仕組みだそうです。
歯は全身と繋がっているという方針の歯医者さん。
これからもっともっと増えて欲しいですね。



# by yurikak5 | 2019-05-09 22:28 | 健康 | Comments(0)
令和の時代が始まりましたね101.png

昨日は即位の儀式をテレビでずっと見ていました。
三種の神器とは摩訶不思議な存在です。
日本という国は資本主義社会によって曇らされているものの、実は映画や童話の世界よりもずっとずっと霊妙で類まれな面白い国ではないかと思いました。
三種の神器について、こんな説明をされている獣医師がいます。令和は1人1人が自らの存在意義に触れる、奥深い時代の到来かもしれません。

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さて。歯科治療の続きです。
前述の本の中で気になった治療法がありました。
ドックスベストセメントとプラズマレーザーを用いた治療法です。
最低限削るだけで、レーザーで虫歯菌を殺した上で殺菌作用のある天然素材のセメントを詰め、歯の石灰化を促すというものです。処置はほぼ1日で終了ですが、保険は適用されていません。

また調べていくと、こんな記事を見つけました。
どこまで正しいかどうかは謎ですが、面白い切り口です。ここでは歯は金属と言っていますが、私がイメージするに歯は陶器のようなところもあり、お皿や湯呑も同様、一度亀裂が入ったらそこからパカンと割れやすくなります。どうしても修繕したければ、同じ土でできた粘土のようなもので隙間を埋め修復させるでしょう。歯に亀裂が入ったとしても、そうやって修復させる方法もあるのではないのかしら?

そして前から知ってはいましたが、やはり重曹で歯磨きすると良いようです。虫歯菌を半殺しに出来るとのことです。
そしてなんだか気付き始めていましたが、虫歯医療と癌医療がそっくりな件・・・。私は最近癌の骨転移された方が自然治癒力で修復された例を間近で知っているので(もちろん西洋医学では絶対治らないと言われた方です)歯も骨の一部であることから、虫歯が治るのはありうるのではないかと考え始めたのです。

最初の歯医者にドックスベストセメントの事を聞いてみましたが、あまり良い返事は返ってきませんでした。色々あってその歯医者は2回で通院をやめ、昔お世話になった歯医者に転院してみたのですが、ドックスベストの事を聞いてみると先生が「あんなものは嘘や!」と怒り奮闘。治療中ずっと頭上で怒りまくられ、動悸が止まらなくなってしまい、恐怖でもう無理(笑)3回目で通院不能になりました(>_<)

本当に嘘と言い切れるんでしょうか??もちろん全てに効果があるとは思いませんが、もしも再石灰化する可能性があるならば、保険適用外でも一度やってみる価値はあると思うのです。またドックベストに似ているMTAセメントというのも存在するようです。


このドックスベストセメント、奇しくも私と同じ名字の小峰一雄先生が日本で始められたということで、2冊の本を読みました。

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この本には歯は全身とリンクしており、また無数の小さな穴が開いていて、体液が出たり入ったりしているということが書かれています。また虫歯は外から穴があいて発生するのは理屈としてわかりますが、一見エナメル質に異常がないのに、レントゲンでは内部が虫歯になっているということがあります。内部から虫歯がすすむという事実があるそうで、歯科大でも何故かは教えていないそうです。

文中にはアメリカのラルフ・スタイマン博士が発見した「体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる」ことを実証した論文を紹介されています。
虫歯は口の中だけで起こっているのではなく、全身に関わる症状が現れた結果である・・・。
これはすごく東洋医学的な考えではありませんか。
歯科でも真実をつぶさに観察し追究していくとこういった世界に到達するのだなと思いました。

スタイマン博士の言われる虫歯の原因は5つです。
(1)砂糖 (2)ストレス (3)運動不足 (4)微小栄養素不足(ミネラル不足) (5)薬物

小峰一雄先生が診られた患者さんで、同じ環境で同じ食べ物で育てられた双子で一人は虫歯だらけ、一人は全くなし、おかしいなと思って性格を聞けば、虫歯のない弟は楽天的、お兄ちゃんはナーバスでストレスを感じやすい性格だったなど、興味深い症例がたくさん本に紹介されています。このあたりの問診の仕方も、なんと東洋医学的なんだろうと思いました。

私も若い時より歯科の治療が体にこたえます。できるだけ削らず、抜かず、時間がかからずの治療をしたい。次にかかるなら、この先生の流派を探して行ってみようと、新たな歯医者探しの旅が始まったのでした。〈続く〉



# by yurikak5 | 2019-05-02 23:35 | 健康 | Comments(0)
3月の淡路島への旅行中のことです。
兄家族との夕食中、口の中でガリっと音がしました食べ物に石が混じってたのかも・・・?と、出して見てみたら白く硬い塊150.png
もしや・・・と思って舌で歯をなぞってみたら、左下の奥から3番目の歯の一部が3ミリほど欠けていました。

私の歯は中学から高校にかけて歯列矯正をしている影響もあり弱い性質で、長年歯のトラブルには悩まされてきましたが、ここ5年くらいは特に問題なく過ごしてきました。

女性は更年期や産後などホルモンバランスの関係により歯が弱りやすく、男性よりもその悩みは切実です。

今回は少し欠けただけだし、ちょっと詰め物したら治るだろうと軽く考えて、特にかかりつけ医もなかったので、適当に歯医者に行ったところ「これは抜歯せなあかんかも・・・」と医師。

(え・・・??、そんな大変なことになってるの??)

「ちよっと削ってみますね」
「あ、そうか、虫歯になってるんや」
「亀裂もあるなぁ、これ無理かな、あーーー、ギリギリ抜かんでいけるかも」

まな板の上の鯉の私。
何とか抜歯は免れたと、ホッとしたのも束の間、

「神経抜きますね」

(え、神経抜くんですか?痛くないんですけど。でも抜歯免れたんだから、神経くらい仕方ないのかな・・・。)

「これから根っこの治療に通って下さい」

「何回くらいかかるんですか?」

「それはわかりません」

(??? わからないってどうゆうこと?)

不信感を抱きながら、帰り道鏡を見たら、私の歯がすっかりなくなっていました。
さっきまで欠けていたけど歯の形をしていた一本が、土台しかなくなってしまいました。
ショックでした。

歯医者に行く前は全く痛みがなかったのに、帰宅後、麻酔が切れると根っこの部分に鈍痛、左頬が腫れていました。翌日、多分麻酔の影響でしょう。左足の臨泣穴に麻木が起こっていました。
歯の治療をすると体調不良になるのは私にとって当然のことです。いつも鍼で治しますが、臨泣の麻木だけは今でも5割くらい残っています。

治療の翌日、ふと疑問が出てきました。
なんで、痛みがないのに神経を抜かれてしまったんだろう・・・。
これまでも神経を抜いたことはあったけれど、それは痛みがきついときでした。
神経を残すことは出来なかったんだろうか?
もう少し、歯を残すことは出来なかったんだろうか?

思い切って歯医者に電話して聞いてみました。
「3ミリ以上の欠けがあり神経が露出している時は、神経を抜くのが標準治療です」とのこと。

神経を抜いた歯は枯れ木のようになり、抜け落ちるのも早いといいます。

そんなに簡単に神経抜いてたら、歯なんかあっという間になくなって入れ歯かインプラントになってしまうではないですか。インプラントなんか骨を削って埋めるのに、腎がどれだけ痛むと思うのですか。歯医者にはそんなことわからないと思うけど。(とはいえ、最近は東洋医学を学ぶ歯科医師も増えていて、私の鍼灸学校の同級生の一人には歯科医の男性もいました)

東洋医学では歯は全身と繋がっていると考えます。
上の歯は胃経、下の歯は大腸経、原因不明の歯痛も鍼でたくさん治してきました。肩こりがきつすぎても歯痛は起こります。そして歯の治療によって、私のような体調不良を起こす敏感な患者さんもたくさんいます。
私も、私の母も敏感な体質なので、麻酔が合わず脳貧血のような症状になったこともありました。

でも虫歯になったら仕方ないよなぁ・・・と思っていました。

そんな折、こんな本を目にしたのです。

その中には虫歯は削ってはいけない、削ると歯はどんどん弱くなる、削らずに殺菌し再石灰化が促せるという話が書いてあり、ヨーロッパではそういった非侵襲性の治療が10年前から主流になっているというとのことでした。

はじめて聞く治療法に驚き信じられませんでしたが、
もし本当なら夢のようだと思いました。

〈次回に続く〉

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# by yurikak5 | 2019-04-24 23:37 | 健康 | Comments(0)
動物達は皆、春になると活動的になります。

特にリクガメのパーリンは、冬の間寝倒していたのに、
春になると途端に早起きで、運動量が増えます。
当然食べる量も増え、排泄も増えます。
変温動物のカメさんは暖かくなると全ての機能が活発になるようです。

今日も水槽の中でバタバタうるさいので、ベランダに出しました。
必ず太陽の下でジーっとしています。
満足したら同類の笹の助に近くに行って、ジーっとしています(笑)

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シオン君も朝から外に出せ出せと賑やか。
なかなか帰ってこないなぁと見に行くと、寛いでいる様子。
ベランダでのリラックスポーズは久しぶりに見ました。

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・・・・・・・・・・・・・・

今年も練習が始まりました169.png
昨年も参加させていただいた、エレクトーンのアンサンブル発表会に今年も加わります。
5台のエレクトーンで5人で1曲演奏します。
8段の楽譜を5人で割るのですが、私は1段だけ簡単な部分を担当します。
私よりずっと若い世代で、長年されている上手な方たちとご一緒するので緊張するのですが、
上手な方々の演奏を聴いていると刺激になり、またとても勉強になります。
3回目の参加になりますが、この年で細かい楽譜を目で追うのは脳トレになるなぁと
ボチボチ続けております(笑)
本番は7月、海の日のある連休にエル大阪で行われます。お暇な方覗きに来てください^^

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・・・・・・・・・・・・・・・

〈SNSとの連携について〉
ここ10年程でスマホの普及によりSNSが急速に発達してきました。
私も東日本大震災を機に、情報収集を目的にとTwitterを初めてから、
徐々にFacebookInstagramLINEとアカウントを持ち、
どんなものか手探りしながら利用してきました。

大まかな住み分けとしては、
Twitter→素早い情報収集
Facebook→友人知人、患者さんとの繋がり
Instagram→趣味の写真で世界につながる
といった感じでしょうか。

2007年から12年間続けているこのブログは、ずっと私のホームグラウンド的存在で、
SNSを始めてからも最も大切な場と思っていて、今もそれは変わりません。
このブログを通じて私の人となりを知っていただき、
鍼灸院に治療に来て下さった方も少なくはなく、
私にとって思いを伝える文章を書くためには、座ってPCに向かう必要があり、
スマホ片手で打つことは出来ません。
ただ、昔は度々更新していましたが、なかなかPCの前に長く座る時間がとれないこともあり、
現在は週1のペースになっています。

SNSの一番の良さは更新が手軽なこと。
私も最近では写真の加工もスマホできるInstagramの更新頻度が高くなってきました。
Instagramは世界と広く繋がり、海外旅行に行ったような楽しみがあります。
Instagramアカウント(自分のアカウントがなくても閲覧は可能です)

またFacebookのメッセンジャーやLINEでのご予約も増えてきています。
Facebookアカウント(友達申請が必要です)

(LINEに関しましては直接やりとりさせていただきます)

ブログの更新頻度が少ないなぁ・・・と思っておられる方、
(ブログと同じような写真も多いですが)
ご興味ありましたらInstagram覗いてみてくださいね。
フォローもいただけると嬉しいです110.png


# by yurikak5 | 2019-04-17 23:00 | パーリン(ホルスフィールド) | Comments(0)
今日は本当に寒い一日でしたね135.png
東京ではこの桜の時期になんと雪が降ったそうですが・・・

大阪は冷たい雨。
今日は京都で乗馬の予約をしていましたが、頑張って行ってきました166.png
幸い大降りにはならず、さほど冷えずにすみました。

元々芸術畑の私は、子供の頃からアウトドアスポーツを継続した経験はなく、
習い始めの頃は、雨の日は行く勇気もなく休んだりしていました。
しかし、上手な会員さんたちが、当たり前のように悪天候でも騎乗する姿に衝撃を受け、
段々とどんな天候でも乗るようになっていきました。
(もちろん濡れないよう完全武装はしていますが)

自然に揉まれると、心身共に強くなるのでしょう。
今は運動後に体調を崩すこともなく、知らぬ間に丈夫になりました。
風邪だけでなく、40代でよく起こっていた喘息発作なども今は全く出ません。
歳はとったけれど、体は丈夫になったように思います。
(乗馬を始めた7年前は、自宅マンションの10階まで階段で上がると息が上がり
2回くらい休憩していましたが、今は全く息もあがらず休憩なしで一気に上がれます )

農業や漁業など自然と対峙する仕事はすべて同じだと思いますが、
屋外で肉体を使い、自然に揉まれ、その洗礼を受けることで、
人生の荒波を生き抜く強さが身につくのでしょうね。
(実際、大雨時の騎乗は滝行のようです)

都会に住んでいると自然の中で体を動かすことは身近ではありませんが、
健康のための養生の一つに取り入れることはとても良い事です。
なんといっても自然界の偉大なるパワーをもらえます。

特に若いスマホ世代の方は、家にこもりがち。
治療も大事ですが、鍼をして症状がある程度改善してきたら
「休みの日はどんどん緑の中に行って体を動かそうね!」とオススメしています。
素直に実践してくださる方は、気の動きが良くなり鍼の効果も倍増していきます。101.png

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今日のパートナーは心優しいナターシャ嬢(手前)でした^^


# by yurikak5 | 2019-04-10 20:30 | 健康 | Comments(0)

桜咲く

今年もきれいに桜が咲いてきましたね179.png

桜の季節は出会いと別れ。
悲喜こもごもの、揺れ動く心模様。

平成という時代も今、別れを告げようとしています。

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先日、80歳になる母がこんなことを言いました。

「あと5、6年は生きるからね」

今のところ特に大病もせず、元気にはしていますが、
はっきり時期を限定した発言は初めてで驚きました。
敏感な母、自分の死期を感じ取ったのでしょうか。

その時は「わかった」と返事したものの、
帰り道、少し動揺する私の心の声。

「え、あと5、6年しかないの??
今、月に一回会ってるけど、あと5年だったら60回しか会えないじゃない(>_<)」

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私たちは大切な人はいつまでもそばにいてくれると思いがちです。
そう思いたいんですね、きっと。
残念ながら、いつの日か必ずや永遠の別れがやってきます。

しかし、魂のつながりは決してなくなりません。
父が亡くなってから9年経ちますが、父の面影が最近濃くなってきています。
父の言葉が脳裏に浮かぶことが多くなってきました。
そして最近何故か父と同じ名前の男性が、私の周囲に増えてきています。
亡くなってからもアピールしてるんかな?と思ってしまいます(笑)

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人との一期一会、今こうして大切な人と一緒の時間を過ごせることに感謝して
儚き浮世を生きていきたい、桜はそんなことを想わせてくれる春の花。


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はてさて、令和の時代はどんな時代になるでしょうね。
平和な時代でありますように。。。




# by yurikak5 | 2019-04-03 23:38 | 花・自然 | Comments(0)
ずいぶん暖かくなってきました。
桜も開き始めて、ようやく本格的な春がやってきた感じですね。

淡路への旅は久々の長距離運転での道間違いの珍道中で、
運転技術が大変スキルアップしたのではないかと思われます(笑)
当初の事を考えたら、アクシデントに見舞われてからの立ち直りの速さに、
我ながら感心してしまいました。
(昔は敬遠していましたが、Googleの位置情報があると旅先で道に迷ったとき本当に便利)
とりあえず、無事に帰ってこれたことに感謝です。


以下、淡路の写真です。

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まず伊弉諾神宮にお参り。

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あちらこちらに花が咲き乱れています。

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こんなに花をつけている木蓮は初めて見ました↑

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この花も大阪で時々見かけますが、
こんなに花をつけているのは見たことありません。

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淡路と言えば水仙ですね。

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兄家族と島の食材のみ使用したお店で夕食。

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淡路島産の米で作った日本酒が美味でした。

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寒くて風も強めでしたが、馬の外乗も無事決行されました174.png

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外乗用の小さめの馬たち。カメラ目線くれました162.png

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シオン君は何食わぬ顔で留守番してくれてましたよ。

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また行きたいなぁ、淡路島179.png



# by yurikak5 | 2019-03-27 17:39 | | Comments(0)

3連休になります

お彼岸も近くなってきましたね。
3/20から3日間のお休みをいただきます。

3/20(水)通常休診日
3/21(木)祝日
3/22(金)臨時休診日

淡路島にお墓参りもかねて小旅行に行ってきます^^
最終日は2年ぶりの外乗予定です。
多分2年前よりは上達しているはず・・・?!
乗馬で鍛えてパワーアップして帰ってきます166.png

シオン君、元気でお留守番お願いしますね177.png

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「お母ちゃん、淡路島の美味しいお野菜、楽しみに待ってるわ178.png




# by yurikak5 | 2019-03-19 23:17 | お知らせ | Comments(0)

春雷

今日の朝方、雷がゴロゴロゴロッ!
「ああ、春雷だ~」思いながら窓を開けてみたら激しい雨風。

雷は暖かい空気と冷たい空気がぶつかった時に起こるといいます。
最近は気温の差が激しく、何度も繰り返しにわか雨が降ったり、
妙な気候が続いていました。

気候は体調に影響します。
私も最近首や肩のこりがひどく、
胸椎から頸椎にかけて詰まったような感じがしていたのですが。。。

なんと雷のあと、スカッととれていました(笑)

雷すごいですね。

東洋医学を理解するためには難解な「易」を学ぶ必要があると教えていただき、
ある時期わからないながらも本をよく読みました。
易と東洋医学が結びついた学問を医易学といいます。
まだまだ勉強不足で、学び続けなければならない分野ですが、
難解ながらも面白い世界だなぁとは思います。

ちなみに雷の卦=震はこんな形です。

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雷が空を突き抜け、大地にドーンと落ちた形だと勉強会で昔習いました。
なるほどなーと思ったものです。

啓蟄の春雷、眠っている虫やカエルやカメたちが大地を震わされ、
びっくりして目覚めるんでしょうね。
人間もボーっとしてないで起きろ‼と頭を叩かれた気がしました。
そういえば昼に地震もありましたね。

東大寺のお水取りもあと数日。来週は春分の日。
さぁ、今年もいよいよ春がやってきますね179.png



# by yurikak5 | 2019-03-13 23:00 | 花・自然 | Comments(0)

今日は啓蟄

今日は啓蟄ですね。
地中に籠っていた虫が這い出てくる季節。
今日、乗馬に行きましたら、早速虫が発生していました。
自然界の生物は良く知ってますね、ホントに。

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昨日の大阪城公園の梅


気温がかなり上昇したと思ったら朝晩冷え込み、
かと思ったら雨が降り出して湿気が増えたり。
体調管理が難しい季節に入ってきました。

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急性の腰や足の痛み、関節痛、花粉症、原因不明の発熱、
帯状疱疹、腹痛を伴った下痢便秘等々、
突然の病で駆け込んで来られる方が増えてきています。

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予防法はやはり良く寝て運動する、刺激物やカフェインなどは取り過ぎないようにでしょうか。
さっぱりしているけれどバランスの良い食事を心がけたいものですね。
菜の花や小松菜、レタス、春菊などの青い野菜、豆類、いよかんや金柑などの柑橘系、
目に色鮮やかな旬のものがスーパーにたくさん並びだしました。

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職場近所のミモザ


不安定な季節に振り回されず、澱んだ空気ですが運動不足にならないよう、
気をつけて過ごしていきましょうね。



# by yurikak5 | 2019-03-06 23:07 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

言葉で治療する

先日、随分昔に購入した鎌田實医師が書かれた「言葉で治療する」という本を、
読み直していました。初版は2009年、週刊朝日で連載されたものをまとめたものです。
医療者の言葉によって救われたり、どん底に落とされたりした患者さんの実話を中心に、
重い病で苦しんでいる患者さんヘの言葉かけが、医療者にとってとれだけ大切なことか
ということが、今さらながら再確認できる一冊でした

文中に16世紀のフランスを代表する外科医パレの言葉が引用されていました。

「時に癒し、しばしば慰め、常に励ます」

また、患者さんの心に寄り添えない医学は医学でないと。

そして、言葉を大事にして、大事にして、大事にしながら、
最後に言葉を超えたところに、医療の魅力があると。

言葉での治療は精神科の専門用語ではムントテラピーと言います。
ムントは言葉、テラピーは癒しですね。
この本を読みながら、これまた昔々読んだユング心理学の日本での第一人者である
河合隼男先生と谷川俊太郎さんの対談「魂にメスはいらない」を思い出しました。
この話をすると長くなるのでまた・・・。

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先日、15年間毎週治療させていただいていた患者さんが89歳でお亡くなりになり、
お別れ会に参列させていただきました。
ゴルフが好きな、上品でスーツの似合う素敵なおじいちゃんでした。
鍼灸治療が効いたのか、15年間大きな病気もせず、最後3ヵ月ほど肺炎で入院し、
ご家族にお聞きしたところ、あっけなく旅立たれたそうです。
大往生ですね。

いつも治療に来られた時「前回、鍼された後はどうでしたか?」と聞いても、
「私は先生に会いに来てるんだよ」とそれしか答えてくれず、
鍼が効いたとは一言も言ってくれませんでした(笑)
治療家としては何とも複雑な気持ちになったものですが、
大病をされなかったことを考えると、それでも癒しにはなっていたのかなぁ・・・と。
もう少し長生きされると思っていたので、治療が至らなかったのかなぁという
私自身の反省もあります。

S.Oさん、長い間来てくださってありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


# by yurikak5 | 2019-02-27 19:19 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)
先ほどNHK「ガッテン!」で鍼治療の特集番組が放映されていました。
1月に予定されていたものが、全豪オープンテニスで延期になり、
まだかまだかと首を長くして待っておりました(笑)

私もかれこれ25年、この道で生計をたてておりますが、
これだけ鍼に好意的なテレビ番組は快挙です。
師匠がH7年に出演された「ソリトン夢時々晴れ(NHK教育テレビ)」
以来ではないかと思われます。
WHOが認めて以来、本当に時代は変わりつつあるなぁと思います。

今年は1/4のNHK「あさいち」で、新年早々から東洋医学の特集がありました。
私の母もこれを見て、東洋医学の価値を再確認したようです。
娘がこれだけ長年関わっていて、私の鍼治療をずっと受けているにもかかわらず、
母にとっての鍼は「なんかよくわからんけど良さそうなもの」程度の認識でした(^_^;)
テレビ、それもNHKでやる、これだけで信用が増すのだなぁとつくづく。。。119.png

今回の番組でもあったように、鍼の世界は奥深く不思議な部分もたくさんあります。
短時間ではとても説明できません。

番組内容を見て、ひとつだけここに書いておきたいと思ったのは、
番組中ではおそらく分かりやすく説明できるように、
押して痛みがあるツボをツボとして認識すると言っていましたが、
押して痛みがあるツボは「実」のツボです。
実のツボにはコリのようなもの(実邪)があり、押すと激しく痛みます。
その実邪に鍼先があたるとズーンとした響きを感じます。
実邪を取り、気を通じさせる刺鍼法を瀉法といいます。

しかしツボは専門用語では「穴(ケツ)」ともいうように、
落とし穴のように凹んで押しても痛くないツボがあります。
これは「虚」のツボで、冷えて、発汗して、弛緩している状態です。
気血が足りなくなって弱っているため、強刺激の鍼は逆効果となります。
虚のツボには気血を補って気を通じさせる刺鍼法、
補法での治療を用います。お灸を用いることもあります。
うまく効くと弱って凹んでいたツボが温まり弾力が出てきます。
(私の所属している北辰会ではこうした弱ったツボへのデリケートな触診も
重要視しています)

細かくいうと虚と実が入り混じった「虚中の実」という段階もたくさんあります。

このテレビのゲストからの質問にもあったように、
「ツボって何ですか?」という質問も本当に多いものです。
ツボ人形を取り出しては、何度も何度も患者さんに伝わるようにお話ししますが、
それでも「??」という顔をされることも多々あります。
最終的にはなんだか難しいことは良くわからないけど治ったからいいか、
と思われるようです。うちの母親もそんな感じですね(笑)

まぁ、専門家同志でも話せば尽きないマニアックな鍼の話ですが、
NHK「ガッテン!」でこれだけの番組を放映して下さったことは感謝の一言です。
もっともっと人類の宝物のような伝統医学、東洋医学のチカラでもって、
日本国民の免疫力や健康レベルが上がってくれることを日々願ってやみません。
更なるは、どんな病気にでも保険適用がされるようになったら夢のような話ですね。

3月には昨年NHKで放映された2時間番組「東洋医学ホントのチカラ」が
リメイクされて再放送というお話も聞きます。こちらも楽しみです☆


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「おはよ~174.png

本日気温が高すぎて、冬眠を終えバタバタし出した笹の助。
といっても今年はほとんど冬眠してませんでしたが。



# by yurikak5 | 2019-02-20 21:53 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(5)

MOA美術館

先日、仕事の関係で熱海に行く機会があり、
かねてから気になっていたMOA(エムオーエー)美術館を訪れました。

建物も立派ながら、素晴らしい美術品がたくさん。
それも個人利用に限り、写真取り放題150.png
美術館で写真撮影可のところはまずないので、
本当にいいのかしら?とドキドキしながら撮りました(笑)

ガラスに反射しない工夫がされているらしく、スマホでもとてもきれいに177.png
ある方に聞いたら、美術館所蔵の場合は写真撮影ができるとのことでした。
著作権の問題なんですね。なるほどーーー。

私の気に入った写真を何点かアップさせていただきます110.png

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色絵花鳥文蓋物 伊万里 柿右衛門様式


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加彩馬俑

 自然に風化した色合いが美しいです

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色絵藤花文茶壺


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詳細不明 

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聖徳太子立像


幼い頃の聖徳太子さま

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国宝「紅白梅図屏風」

尾形光琳

ちょうど開催中の展示物でした。

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人がまばらな美術館にくると、ざわめいていた心がスーッと落ち着くのがわかります。

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アートは癒しですね。

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広々として海が見渡せる、能楽堂もある素敵な美術館でした162.png
案内してくださったK様、ありがとうございました。





# by yurikak5 | 2019-02-13 21:17 | | Comments(0)

6年半生きたメダカ

立春に入りました178.png

患者さんの脈も少しずつ深い位置から表へ、少し緊張ぎみの弦脈が混じりはじめ、
頭や目鼻、首や肩など上半身の症状を訴える方が増加しています。
皮膚にはまるで土から芽が出るような張りとふくよかさが現れ、むくみ?と心配される方も。
これは自然の姿、病気ではありません。これから芽吹くんだ‼という発揚の合図です。
いくつになっても春はやる気を持って新しいことにチャレンジし、
体をよく動かしていれぱ病気になりません。
くすぶるとウツウツとして体調不良を起こしますのでご注意くださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・

さて訃報です134.png

6年半飼育したメダカが今年に入って亡くなりました。

2012年の8月にメダカを10数匹飼い始めました。
ほったらかしのベランダ飼育です。
ヒメダカ、青メダカ、しばらくしてから黒メダカ。
しばらくすると卵をうみ、稚魚がたくさん産まれましたが、
大きく育つ子はあまりいなかったと記憶しています。

段々と個体は減り、最後の一匹になったのが、2年前くらいだったでしょうか。
そのオレンジ色の一匹をヒメちゃんと名付け、毎朝、水槽の上に上がってきて、
餌をねだる姿を楽しみにしていました。

昨年末はまだ元気にしていました。
最近寒くなり、しばらく姿をみないな、冬眠?でも何かおかしいなと、
と水槽内を調べてみましたら動かなくなっていました。

メダカの寿命は人工飼育下でも3~4年と言います。
ヒメちゃんの6年半って、ギネス並みではないかしら?
よく頑張ったな~と、たかが一匹のメダカながら心底尊敬します。

メダカが何年生きたかなんて、数えている人もあまりいないでしょうけれど、
その記録があるのも、このブログのおかげです(笑)

ヒメちゃん、そうとう強い個体だったのでしょう。
長生きしてくれてありがとう。安らかに眠ってね。

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昨年10月のヒメちゃん↓

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ちなみにメダカを飼いだした頃、ヨモギとマロンがまだいました。
マロンは老齢で白内障ぎみになり、目があまり見えていない感じの時。
懐かしいなぁ。。。あの世で二羽で仲良くしているかな110.png

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ちなみこのブログ「ヨモギ日記」を始めたきっかけは、ウサギのヨモギの成長日記からでした。
ヨモギという名は私の仕事道具の艾=ヨモギから名づけられています。




# by yurikak5 | 2019-02-06 20:09 | 動物いろいろ | Comments(0)

体を温めることについて

患者さんに耳にタコが出来るくらい、よく聞かれることです。

「先生、体って(痛い場所って)温めた方がいいんですよね??」

巷には体を温めて血行を良くして病気を治すというサプリや健康法が
山のようにありますね。そのくらい女性は温めることが大好きです(笑)

もちろん陰性の女性にとって、基本的に体を冷やすよりは
暖かくしていた方が良いに決まっています。
しかし、なんでも過ぎたるは及ばざるごとし。
暖め続けるとどうなるでしょうか。

陽虚という体の芯から冷え切って、そうとう体力が低下した状態でもない限り、
働けるレベルのほとんどの方は、冷えがあっても気滞によって起こっています。
気は十分にあるのに滞って動いてない、表面的な冷えです。
では気滞の方が温め続けるとどうなるでしょうか?
今度は体に熱をこもらせ、熱性の病気を生じてきます。

よくあるのが貼るカイロを長時間同じ場所に貼り続け、低温火傷になっている患者さん。
特にお年寄りや更年期時期の女性で、陰虚証の方が腰や下腹を温め続けると、
ますます陰虚がひどくなって体の上部に虚火が上り、
のぼせや頭痛など体調不良になるというケースもよくおみかけします。

最初は気滞のために冷えがあり、一時的に温めて楽になったとしても、
しつこく温め続けないほうが良いです。
体質、病状、季節などによって、温めることは良いことにも悪いことにもなりえます。
(発見?したのですが、カイロは途中で捨てるのが勿体なかったら、
密閉できる袋に入れて空気を遮断しておけば再度使えますよ)

また温める方法も様々ですが、良い順に書きます。

①運動して体温を上げる。
寒くてもたくさん着こんで散歩してくださいと養生指導をします。

②お風呂(温泉や入浴剤を入れる)に入ったり、温かい(温性)食べ物を取ったりする。
お風呂の場合は温めますが、気化熱で余分な熱を冷ましてくれます。

③暖房、カイロ、電気毛布など、ものに頼る簡単な方法。

極端な話ですが、全く体を動かさず、冷たい(陰性)ものばかり食べながら、
寒い寒いと電気毛布にくるまっていたら必ず体調は崩れますね。
そこそこ元気な方は、まずは体を動かして自家発電させることです。
筋肉がつくと暑さ寒さに耐えられる体になってきます。
自分に喝を入れて、寒い季節を乗り越えましょう166.png


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みかんの皮、陳皮はお風呂にいれると体があたたまりますよ177.png





# by yurikak5 | 2019-01-30 20:31 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

ほんの少し春の気配

季節は大寒ですが。。。

大寒の次は立春。

動物達を観察していると、
寒いながらも、少しずつ春の気を帯びはじめているようです。

先日、ボタンインコのポポちゃんは、今年初めての卵を産みました110.png

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リクガメのパーリンは、ここ数日急にソワソワバタバタと歩き回っています。

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ずっと沈黙を守っていたベルツノガエルのるるちゃんも、
久しぶりに変な鳴き声を出して、腕立て伏せのやる気モード?です。

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ミドリガメの笹の助は、屋外飼育にも関わらず今年は全く冬眠しませんでした。
餌は食べませんが、ゆっくりと動いています。
やはり全体には暖冬だったのでしょうか。

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ウサギのシオン君は、あまり変化ないですが、
最近下痢(熱痢のようす)をしたので、食事制限中です。

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患者さんにも、目が痒い、充血するなどの春のような症状が出始めている方も。
インフルも心配ですが、季節の変わり目は何かと体調が崩れやすいので、
引き続き体調管理に努めましょう166.png


☆本日、鍼の特集で放映予定だったNHK「ガッテン!」は全豪オープンのため
2/20(水)に延期になったそうです。是非、チェックしてくださいね。



# by yurikak5 | 2019-01-23 21:02 | 動物いろいろ | Comments(0)

インフルエンザ予防

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今年もインフルエンザが流行してきましたね。

私は生まれてこの方、一度も予防接種は受けたことがありません。
20年前くらいに一度、インフルらしき症状の風邪を引きましたが、
それ以外は一度も発症せずにすんでいます。

先日、インフルエンザウィルスについて調べていましたら、
とある医療機関のHPにこんなことが書いてありました。

・・・1つのウイルスが感染すると8時間後には100個に増殖し、16時間後には一万個に、24時間後には百万個にまで増加します。このような急激な増殖のため、インフルエンザは感染後早期に発症してしまうのです。この潜伏期の短いことがインフルエンザが地域で急速に流行する理由であると言われています・・・

24時間で1個が100万個!! こんなに急激に増えるんですね135.png
なんと強敵なんでしょう。

でも感染しても潜伏して発症しないまま終わる人もいます。
きっと免疫力が勝って、100個くらいで止まっているのかもしれません。

私は職業柄、毎年インフルエンザの患者さんが数人は来院しますので、
もらったかな?おかしいな?と思ったら行うことがあります。

・咽がおかしいとき→梅肉エキスをなめる、板藍根のど飴をなめる、おろし蕎麦を食べる

・背中に寒気がする時→葛根湯、生姜湯を飲む、合谷に鍼、身柱に灸

・足元の冷えがきつい時→足の裏の湧泉にカイロを貼る、申脈に鍼

あとは当たり前のことばかりですが・・・

・湿度は40%以上に保つ
・衣類をたくさん着る(特に下半身と背中の上部を冷やさない)
・お風呂で湯船にゆっくりつかる(冷えのきついときは「きよながの入浴剤」を入れる)
・暖かいものを食べる
・睡眠をよくとる
・人混みは避ける(行くときはマスク)
・日頃から体を動かし、体温を上げておく

などなど。

激しい症状が出る前の、なんかへん?という時期に対処すれば、
ウィルスは少量のままで死んでいくのだと思います。
これが東洋医学がいうところの「未病を治す」というものです。

この中で、一番効くなーと思うのは、梅肉エキス加湿です。
それに鍼灸があれば鬼に金棒です102.png

近くにいる人が発症しても、全員がうつるわけではありません。
皆さんもしっかり予防をして感染しないよう、
また感染しても軽症ですむよう、どうぞお気をつけください。



# by yurikak5 | 2019-01-16 21:06 | 食養生・薬草 | Comments(0)

高齢化と東洋医学

もう年が明けて10日も経ってしまいました。
月日が流れるのは年々早くなります。

1月23日のこれまたNHKの「ためしてガッテン!」では鍼の特集が
予定されていると聞きます。
昨年もNHKで鍼、漢方薬、ヨガの2時間番組が放映されました。
時代は不定愁訴や未病を治すのが得意な東洋医学へと傾き始めたのでしょうか。

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今年、第一号の初診患者さんは88歳の独り暮らしのおじいちゃんでした。
主訴は軽い症状で、大病も経験されていますが、姿勢もよく大変お元気な方でした。
娘さんは近くにいるものの、自分のことは自分でされ、スーパーに買い物も行かれます。
そんな方ですので鍼灸の効き目もよく、早速効果を感じておられます。

段々と患者さんも高齢化がすすんできています。
軽い段階での不調を鍼灸でバランスをとり、
苦痛のない毎日を送るのは本当に良いことだと思います。

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ただ、鍼灸にも色々な流派があります。
「鍼はたくさん刺すから怖い」と言われる方が多いのですが、
私が学んでいる流派は数本しか刺しません。
的確なツボに的確な技法で施術する方法は、
高齢の体の弱った方にも、気をもらさず安全に治療できます。
しかし、的確なツボを選ぶ診断学や、選択されたツボに正しく刺鍼する技術がないと、
少数穴での治療は効を奏しません。
診断学においては問診、脈診、舌診は重要なポイントとなります。

たくさん刺す手法は、スポーツ選手など元気な方には好まれやすいですが、
病弱な方や高齢者などにはダメージがきつくでることもあります。
ですので「鍼はたくさん刺すから怖い」という意見もごもっともなのです。
これから東洋医学の恩恵を上手に受けるためには、ご自身の体調体質によって、
合った技法の鍼灸院を選ぶことも大切な条件になってきそうです。




# by yurikak5 | 2019-01-10 15:26 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

明日から始動です

皆様、明けましておめでとうございます。
明日5日(土)が仕事始めになります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて今年の初夢はどんなんかな~と楽しみにしていましたら。
ウサギさんが三羽が人間に変身し空を飛ぶ、という楽しげな初夢となりました。
ウサギの夢は子宝、妊娠、出産に関係すると言われています。
今年も不妊治療のお手伝いが多くなるのかもしれません。
それにしても私はウサギに守られて生きているなぁと正月早々実感しました。
好きな動物は数あれど、私にとってこんなにも長いお付き合いで、
ずっと癒し続けてくれる動物は他にいません。

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ね、シオン君110.png今年もよろしくね。


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大分元気になってくれたのですが、背中にフケのようなものが再発して
少しかゆそうです。

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今年も元気で頑張ろうね。シオン君。



# by yurikak5 | 2019-01-04 18:45 | 紫苑(ミニレッキス) | Comments(0)

良いお年を

2018年も残すところあとわずかとなりました。

本日29日をもって年内の診療を終了いたします。
年明けは5日からとなります。

今年も鍼灸で皆様が元気になっていかれる喜びを
共に感じることができ、
大変幸せでした。ありがとうございました。

年末年始の寒波は心配ですが
どうぞお体を冷やさず、健康に気を付けられ
平成最後の新年をお迎えください。
また皆様にお目にかかれますことを
楽しみにしています。


ゆりか


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# by yurikak5 | 2018-12-29 07:00 | 雑記 | Comments(0)

今年一年振り返ってみて

今年も残すところあと12日となりました。
何かとやることも多く気忙しい毎日ですが、
事故や失敗、ケガなどに注意をしないと・・・と気を付けながら過ごしています。

年内は12/29日(土)が最終、年始は1/5(土)から診療開始となります。
開業してから17回目のお正月を迎えます。

少し早いですが、今年一年を振り返ってみて、
本年もたくさんのご縁のある患者さんと出会い、治療させていただき、
それなりの結果を出せたのではないかしら?・・・と自分自身に問いかけています。

どんな職業でも同じですが、お越しいただいた方々に満足して帰っていただくのは、
本当にパワーがいります。

勉強ももちろん大事ですが、自分自身のエネルギーを落とさない努力が、
一番大事だなと毎年ながら思います。
私の仕事の場合は瞬発力だけでなく、継続する力、深く洞察する力、感じる力。

来年からパワーアップのために、ひとつ決めたことがあります。
さて、継続できるでしょうか。自分との闘いですね。
大変ですが、その見返りは必ず自分に返ってきます。
ご褒美は健康です。皆さんも頑張ってください。

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# by yurikak5 | 2018-12-19 19:49 | 雑記 | Comments(2)
最近、リクガメの冬眠記事にアクセスが多いのですが、
皆さん悩んでおられるのかなーと思います。

なかなか難しいリクガメさんとの付き合い方、
私も毎年毎年、大丈夫かな?どうしようかな?と思いながら、
寝続けるパーリン(ホルスフィールドリクガメ♂5歳)を見ています。

今年の場合はこんな感じでした。

7月までは活動的、食欲旺盛で652g。
8月猛暑、夏眠に入る。
9月。ひたすら寝続ける。時々生きてるか確認。持ち上げるとプシューっと空気を吐いて怒るので大丈夫。
10月初旬、まだ寝ている。触ると手足の力強し。体重600g。外はまだ暑い日があり。
11月初旬、まだ寝ている。触ると手足の力強し。体重592g。
秋らしく気温は下がるが暖房をつけるほどではなく、室内は適温。ランプはずっとつけていない。
11月21日 587g。大分気温が下がってきた。眠るのも4ヵ月すぎると危ないというし、
体重も大分減ってきたので、起こすつもりでランプ点灯開始(7~19時)。
すぐに起きだし、食べる。
翌日5g体重増加。食欲あり、一週間後体重648g。

最近、急に気温が下がり、朝起きてもシェルターから出てこない日が続きました。
食欲も下がり、ホットスポットランプの下で卍寝で寝ていることが多いです。
朝ノコノコと起きて、お昼ごろ餌を食べて昼寝、夕方にはシェルターに戻るという健全な生活(笑)

今年も冬眠はさせないでいこうと思います。
それにしても4ヵ月で減った体重を1週間で戻せるってすごいですね150.png

ちなみに、自宅ベランダの笹の助(ミドリガメ)は自然界の気温にまかせて落ち葉の下で冬眠、
職場玄関(室内)のサンタ(多分キバラガメ)はヒーター入れて冬眠なし、という感じです。

変温動物のカメさんは、自分で体温調節できないため、外界の気温によって動きが変わります。
朝に部屋の窓を開ける前に、ベランダの笹の助の水槽を見て、動きの違いで気温が分かります。
寒いときはシェルターにこもったまま動かず、冬眠中でも暖かい日は首を水の上に出します。
でも餌はやっても決して食べません。

温度計🌡のようなカメさんたち。
来年はどんな気候で、どんな動きをみせてくれるのでしょうか?

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お久しぶりのパーリン162.png




# by yurikak5 | 2018-12-12 19:21 | パーリン(ホルスフィールド) | Comments(0)

子供の便秘

治療室に入り、患者さんに今日の体の状態をお伺いするとき、
必ず「毎日きちんとした便通はありますか?」とお聞きします。

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先日、伝統鍼灸学会で見つけた本
「赤ちゃんからはじまる便秘問題」


排泄をすることは、食べること以上に大切です。
少々体に悪いものを食べていても、すぐに排泄できる人は病気になりにくいものです。

西洋医学的に言えば、便秘は大腸の蠕動運動が不足して・・・という局部的な病となりますが、
東洋医学的に見たら、熱性の病の大方が排泄不足と言っても過言ではありません。
排泄不足とは便だけではなく、汗や尿、月経出血なども含まれますが、
一番重要なのは排便だと思います。

頭痛、咽痛、胃痛、不眠、生理痛、鬱病、腰痛や肩こり、関節痛まで、
出るものが出なくて溜まった毒素が全身をめぐって発症するのです。
最近では腸内環境とか、腸内フローラとかよく耳にしますね。
毎日出ていても、大食漢の方であれば宿便が溜まり便秘といえる場合もあります。

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待合に置いている絵本「おトイレさん」


大人以上に怖いのが子供の便秘です。
大人では慢性病を引き起こしても、子供は急な発熱、風邪でない異常な咳き込み、
嘔吐、中耳炎、アデノイドや蓄膿などなど、
一見腸とは関係ない部分での病であっても、便秘が絡んでいることは多々あります。
傷寒論でいうところの陽明病の段階の病は便通をつけることで治っていくのです。

そのくらい子供の便秘は怖いのですが、意外とお母さんと本人は気にしていません。
最近、体調不良で学校に行けないという小学生がチラホラ鍼灸治療にやってくるのですが、
大体が便秘症です。主訴の不登校と便秘、実は深いつながりがあります。

何故便秘になるのでしょうか?その原因は簡単です。
偏った食生活、運動不足です。手足を動かさないと脾胃は働かないのです。
学校に行かないのでますます運動不足になり、ストレスも溜まります。
姿勢は悪く、子供なのに中年のおじさんのような体形の子もいます。
ネット環境が幼いうちからあるせいか頭は良いのですが常に気が上がり、
外で遊ぶ時間が少なく骨も弱そうな感じです。

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そんな子が来たら、治療しながら、

「もっと歩いて、運動して、野菜や穀物、お魚や海藻をしっかりとって、
絶対、毎日うんちを出すのよ!あなたの仕事は毎日うんちを出すこと!わかった~?」

と親でなく子供の顔をじっと見て言います(笑)
これには意味があって、脳に意識づけることで便が出やすくなるという作用があります。

そして簡単な体操を教えます。お母さんにも一緒にしてもらいます。
すると段々学校に通えるようになっていきます101.png

今は完治しましたが、私も子供の頃から20代まで、一週間でなくても平気な便秘症でした。
その頃、体調は最悪で山のような不定愁訴を抱えていました。
でも東洋医学を知るまで、誰も便秘を治す方法は教えてくれませんでした119.png

健康な人は一日出ないだけでも気持ちが悪いものです。
乳幼児の便秘も時々来院がありますが、小児鍼で便秘を治すのは本当に良い方法です。
生きていくうえで排便を習慣づけるということは本当に重要なことだと思います。



# by yurikak5 | 2018-12-05 21:58 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

日本伝統鍼灸学会IN茨木

先日24日の土曜日、大阪の茨木市で行われた日本伝統鍼灸学会に、
所属する北辰会の仲間たちが発表するとのことで、
仕事を早めに切り上げて参加してきました。

はるか昔、私も一症例を発表させていただいたご縁で、
その時から会員になっています。

開催場所は"立命館いばらきフューチャープラザ"

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実は、長年大阪に住みながら、茨木市を訪れたのは初めて。
南茨木駅から歩いたのですが、空気がとってもきれい♪
住宅街なのに畑もあちらこちらにあり、緑のお野菜がたくさん育っています。
山が遠くに見える広々とした平野、とても住みやすそうな町ですね162.png

そしてまた、"立命館いばらきフューチャープラザ"が美しい建物でびっくり146.png


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隣には公園も併設していて、cafeやレストランもあり、
大学とは無関係の人でも気軽に過ごせるスペースになっているようです。
学会でなくてもまた行ってみたいな~と思わせてくれる場所でした。

学会は盛況で、色々な鍼灸の流派がそれぞれの持ち味で技を披露したり、講演したり、
質疑応答したりと楽しめる内容でした。
段々と顔ぶれが世代交代で若くなっているのが、何だか時の流れを感じます(^_^;)

学会のもうひとつの楽しみは、ブースに出店している色々なお店を見て物色することです^^
専門書ばかり大量においている本屋さんは、チラ見させてくれるありがたい存在101.png

今回、前田豊吉商店さんという鍼道具の老舗のお店で、
不思議な形の"てい鍼(刺さない鍼)"を見つけました177.png
試してみたら両側で面白い気の動き方をしたのと、
見た目も管楽器のように美しかったので思わず買ってしまいました110.png

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銅と銀で出来ています。長さは10cmくらい。
鍼の効能は材質で違いがあり、銅や金は温め、銀は熱を取ります。
私の流派では使用しない形のてい鍼ですが、材質は同じものがあります。
このてい鍼、多分実際の臨床では使わないと思いますが、
色々自分の身体で実験して遊んでみるつもりです。

しかし、今回の学会で一番感じたのは、道具も大切、
技術も精神性ももちろん大切なことは間違いないのですが、
それと同じくらい弁証論治、診断学がやはり重要だなぁということでした。

どのように診立て、臓腑経絡をどのように補瀉し、またどのような経過をへて
治癒に導くのかということに関しては、手前味噌ではありますが、
北辰会の教えはやはり正しいと再確認したのでした。


# by yurikak5 | 2018-11-28 22:58 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

鍼灸と動物と音楽と☆漢方柚鍼灸院・院長ブログ


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