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さくら

看病疲れと心労で、すっかり弱ってしまった母の治療のため、
週末は実家に。少しずつ元気になってきてくれています。

私も大分疲れがひどく、咳で眠れない日々が続いていたのですが、
仕事が始まったことと、師匠に鍼治療をしてもらったことで、ずいぶん元気になりました。
皆様に色々とご心配をおかけし恐縮です。

親を亡くすということは、体験してみないと分からない
複雑な感情でいっぱいだということが、今回本当によく分かりました。
それは誰にも説明しえない感情です。
複雑な感情の中に、自分の一部がなくなったかような空虚感がともないます。
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患者さんで、私と同い年で御両親がおられない方が二人います。
三年ほど治療しているその一人Mさんは、両親を六十代でがんで亡くしており、
また叔父さんや叔母さんも若くしてがんで亡くなっているそうです。
Mさんは仕事はしているものの、大量のアルコールと精神安定剤に
頼らざるを得ない日々が長年続いていました。

最近は治療の甲斐あってか、ほとんど薬も飲まず、眠れるようになりました。
Mさんの苦しみ悲しみが深いことは重々分かってはいるのだけど、
分かってあげたいけれど、ずっと理解できなかった私。
今回はじめて同じ立場にたってMさんと話してみました。
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「私、今回やっとMさんの気持ちが分かったよ」
「そうですね、私も一人目の時はまだ何とか耐えれましたが、
二人目の時は本当にコタえましたね。。。」

一人でも辛いのに、二人ともいなくなったらどんなに悲しいことでしょう。
それでも人間は生きていかねばならないのですね。
私には鍼がありますが、それを知らなかった彼女が
安定剤に頼ってしまった気持ちも、少し理解できました。

年配の患者さん達は、(親の死から)立ち直るのに
「私は二年たってもまだ・・・」
「私は七年かかりました」
「最初の一年が大事らしいよ、そこでつまづくとね・・・」
「うちなんか、一ヶ月で父母続けて二回葬式出したのよ・・・今でもまだね。。。」
色々体験談を教えて下さいます。
皆さん、目に涙を浮かべて話される様子を見るにつけ。
たとえ年をとってから亡くしたとしても、同じなんだなぁと思いました。
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結論。
残ったお母さん、大事にしてあげよう。。。。
by yurikak5 | 2010-03-28 21:47 | 花・自然 | Comments(10)

マロン動画

明日から仕事です。

こんなに休んだのは多分15年ぶりくらい。。。
大分心身ともに回復してきました。
ウサギに癒されつつ、明日からまた頑張ります。


by yurikak5 | 2010-03-22 18:41 | 動物 | Comments(13)

父の最期

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3月15日午前2時57分、父の容体が急変し、
膵臓がんにより永眠いたしました。
数えで70歳でした。

肝転移があったために切除不能の2cm弱の膵頭部腫瘍、
ステージ良くてⅢと診断されてから一年。
癌の中でも最も生存率が低く、たちの悪いがんでした。
一年間、本当によく頑張ってくれたと思います。

少し短い人生だったかもしれませんが、太く、短く、仕事一筋、
亡くなる直前にも「俺の人生に悔いはない」と言っていたそうです。
5人で始めた会社を、40年かけて社員700人にまで育てた父。
故人の意思により葬儀は密葬にて行われたため、
近親者と会社の幹部の方のみの出席でしたが、
会社の方が家族以上に悲しむ姿を間近にし、
父の生き様が少し見えたような気がしました。

最近、膵臓がんの人が増えているようですが、
若い人の膵臓がんは働きすぎからと言います。
また運動不足と、食生活の乱れも関与します。
仕事では立派だった父ですが、
家族としてはもう少し、のんびりと自分の時間をもって
長生きして欲しかったなとも思います。
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しかしお蔭様で、亡くなる三日ほど前まで、割と元気で、
怒ったり、説教したり、好きなものも食べることができ、
がん末期に良くある腹水や発熱も最期までなく、
膵臓がんによくある背中の痛みもなく、
辛そうだった腫瘍部の痛みも、モルヒネ座薬1~2錠で緩和できたのは、
やはり鍼灸との併用だったからだと思います。
私自身も父の体を通して、色々と勉強させていただきました。

深夜だったので私は間に合いませんでしたが、
息を引き取る時も、少し呼吸が苦しくなったくらいで、
母に手を握ってもらっての、大変安らかな最期だと聞き安心しました。

診療は22日まで休診させていただきます。
23日より通常診療いたしますので、
よろしくお願いいたします。
by yurikak5 | 2010-03-18 13:08 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(17)

秘伝の鍼

また寒くなって参りました。
気温差がこれだけあると、体もおかしくなりますね。

このところ、父の容体がかなり悪化していて、
毎週淡路へ行っていましたが、
師匠に教えてもらった秘伝の鍼?が効いたのか、
また少し持ち直してきました。人間の生命力には驚かされます。
秘伝と言っても、うちの師匠は手の内を皆明かしてしまうので、
秘伝というわけでもないのですけどね。

今は正気が弱り、もはや刺す鍼はできない状況なので、
金の鍉鍼を臍にかざすだけです。
所要時間1~3秒ほどですが、それだけで効くのですよね。
二便がつきやすくなり、食欲が出、精神が安定します。

本人の強い希望により、自宅介護ですので、
周りの皆さんも本当によくやってくれています。
自宅介護の現場は本当に大変ですが、
みんなの愛情で、命は支えられていくのだなと実感できます。
ただ一人で抱え込んではいけません。
一人で抱え込み、介護者がノイローゼなどになるのなら、
入院させた方がいいと思います。
育児と介護は、出来るだけ多くの手があった方が良いです。
現在ヘルパーさんにも手伝ってもらってますが、
ヘルパーの手当てはもっともっと充実すべきだと改めて思いました。
これからどんどん需要は増えるでしょうし、
心身ともに強い方でないと、続けられない仕事です。

でも、今まで一生懸命学んできて、本当によかったと思います。
この日のために、学んできたようものです。
命を保つためには、知力、体力、財力、色々な条件が必要ですね。
もしご家族や自分が病に倒れられたなら、
少しでもたくさんの正しい知恵、知識、情報を収集されることをおススメします。
今はインターネットなど、身近なところに強い手段があります。
何が正しいか判断するのは難しいかもしれませんが、
情報はないより、あったほうが絶対いいです。
同じ病気を体験した方々に、話を聞くのもおススメです。
様々なケースがあるからです。
医師や専門家は相談役だと思って下さい。答えは一つだとは限りません。
最終的に決断するのは家族(自分)です。
家族(自分)ことを一番知っているのは、医師ではありません。
家族(自分)しかないのです。

そして、皆の愛情で少しでも長生きしてくれますように。。。

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ウサギ達、お留守番も賢く、元気です。
by yurikak5 | 2010-03-10 14:12 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(12)

チューリップ

先週、変わったチューリップを買いました。
空堀商店街の花屋さんで一本百円也。
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まるで芍薬のようですね。
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チューリップは大好きな花です。
by yurikak5 | 2010-03-03 00:36 | 花・自然 | Comments(12)

鍼灸と動物と音楽と☆漢方柚鍼灸院・院長ブログ


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