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患者さんからの情報です。

現在発売中(3/3号)の週刊少年マガジンの
「ゴッドハンド輝」という漫画の中に東洋医学の脈診が出てきます。
テルという新米医師が、検査をいくらしても急患の診断がつかない時、
先輩の秋月先生が脈診を使って、病の部位を当てるという話です。
テル先生は感動し、脈診を使えば、もっと色々な病を検査なしでも
発見できるのではないか・・・と思い、脈診を勉強しにいくという内容です。
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私も毎日毎日、脈をとる日々ですが、
脈診なくしては、どこに鍼を刺せばいいのかもわからないし、
鍼が効いたかどうかも確認できません。
ですから、脈も取らずに鍼を刺すなんてことは、
診察もしないで注射を打つようなもので、とても怖いことなのです。
まあ、漫画のように、ここまで正確に察知できるには、
かなりの熟練の技が必要ですけどね。
私もまだまだ発展途上です。

北辰会の仲間で鍼灸を学ぶ医師が、
救急車の中で患者の喀血を止めたという話を聞いたことがあります。
こういった知識と技術があれば、
病院につくまでにかなり手を打てる可能性もあります。
テル先生のような脈診ができる医師が増えると
たくさんの命が救われるかもしれません。
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このような場所で、東洋医学が好意的に正しく扱われるようになったことは、
大変嬉しいことだと思います。ご興味ある方、是非見てみて下さいね。
(当院待合にも置いておきますのでご覧ください)
by yurikak5 | 2010-02-25 22:24 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(4)

梅など

週末の淡路では、梅や水仙が咲いてました。
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野良猫も気持ちよさそうに日向ぼっこ。
大分、春が近づいてきましたね。
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by yurikak5 | 2010-02-22 22:36 | 花・自然 | Comments(4)

がんの死因

がん患者が、必ずしもがんが主訴で死ぬわけではない。
今日お亡くなりになった藤田まことさんも、死因は大動脈からの出血だ。
がんの死因の中で、案外多いのが自殺だという。
不治の病を悲観した挙句、自ら選ぶ死。
また化学療法の副作用によって、体がボロボロになり、
精神まで病み、命を絶つ人。
抗癌剤などの化学療法では最終的に白血球や血小板の減少を伴い、
貧血状態になるのを見れば、中医学的には心脾両虚から激しい心血不足を引き起こし、
そのため精神不安を生じ、うつ病状態になっていくというケースも考えられる。

今日もある患者さんとも話していたのだが、
そこでポイントになるのは、何故不治の病を抱えてまでも
生き続けねばならないのかということ。
不治の病だけでない。老化も同じ。
世の中の役に立たないのに生きていていいのか。
こんな自分なら死んだ方がましだと、
悲観的になってしまうのが自殺の原因となることが多い。

私の好きな中島みゆきさんの「断崖~親愛なるものへ~」
という曲の中にこんな歌詞がある。

「動き続けていなけりゃ倒れちまう 自転車みたいなこの命転がして
 息は切れ切れそれでも走れ 走りやめたら ガラクタと呼ぶだけだ この世では」

確かに、残念ながら日本では、会社で使い物にならなくなったら、
生きている資格がないというような風潮がある。

はたしてそうだろうか?私はそうは思わない。
人間は生きるために生きている。
動物は自殺などしない。
浮浪者になったって、生活保護を受けたって、
感謝の心があるのなら、生きれるところまで生きる権利はあるはずだ。
そういった手当は日本国は優しいのだから。

会社のため、家族のため、何かのためにしか
生きることができないのが、弱い人間の性だが、
しかし、それらが有限の場合、なくなってしまったら
生きていけなくなってしまう。決してすがりすぎてはいけない。

日々の生活を大切にしてほしい。
生きることそのものに喜びを感じたい。
ご飯がおいしいこと、あたたかい布団でねむれること、
雨露しのげる家があること、毎日大便小便が出ること、
話しかけてくれる誰かが一人でもいること、
爪が伸びること、髪が伸びること、
手足が動くこと、息が出来ること・・・
ささやかな喜びを感じられることは、いくらでも転がっている。
生かされていることの喜びに気付けば、
もはや病気にはならないし、例えなったとしても、心配はいらない。
お迎えが来るその日まで、生きるだけのことだ。

そしてそういうことを、死ぬ間際ではなく、
元気なうちにもっと考える必要がある。
やみくもに新興宗教に振り回されるのではなく、
自分自身の生き方を安定させるため
独学でも様々な哲学や宗教を読み、
きちんと学ぶことが大切だと思う。

「黄帝内経」という、東洋医学のバイブルにはそういった哲学があるから、
病だけでなく魂までも救われるのだと思う。

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by yurikak5 | 2010-02-18 22:49 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(6)

春のきざし

先週の立春の日、三年ぶりに喘息発作が出た。

もともと風邪をひきやすい体質だったが、
初めて喘息になったのは、三年前。
半年ほど治療期間を必要としたが、ステロイドなど一切使わず、
鍼と漢方薬で完治した。
一生ステロイドを使い続けねばならない西洋医学と違い、
東洋医学では体質を改善し、根本治癒するため、
うまく治せばよほどの疲れや不摂生がないかぎり、
その後の発作が出ることは少ない。

私もそれから一度も発作は出ていなかったのだが、
このところの激しい気温の動きと、過労と心労、
食生活の乱れとズルズルと長引いた風邪が原因で再発したのだ。
でも三年前よりはずっと軽い。
東洋医学を知っていると、病になってもその原因がわかるから、
さほどあわてなくて良いのが助かる。

今回も夜間は自分で、その後すぐに師匠に二度ほど治療してもらい、大方は治癒。
春先に出るというのは、やはり肝木の気が盛んになったためである。
喘息は「実喘」「虚喘」と鑑別できるが、私はどちらかといえば「実喘」。
実喘は症状は一見激しいが、邪気が中心で正気はまだ充実しているので治りやすい。

気候に左右される人間の体は今、自然界の木の芽立ちと一緒で、
上へ上へ昇ろうとする。
そのため、春は上半身特に頭から上の病気、花粉症や頭痛、めまいや肩こり、
咳などの症状が出るのである。

春先の病にならないために、気をつけること。

・カフェインや刺激物は控える・・・この時期にバレンタインのチョコは最悪です

・芽の類は食べ過ぎない・・・タケノコ、タラの芽、菜の花、ブロッコリーなど芽の類は
                 上に気が昇るので、大量摂取は気をつける

・脾気(胃腸)を弱めない・・・五行の木剋土の考えにより、脾土を傷めると肝木がよけい盛んに
                 なるので、食べ過ぎやしつこいものは控える

・よく運動する・・・単純に足を動かせば気は下がります



最近、生姜生姜と異常に生姜を食べる人達が増えています。
漢方薬でもよく使用される生姜は熱性のきつい食べ物ですので、
単独での過剰摂取は様々な病のもとになりますので注意が必要です。
特にこの時期は陽明から少陽に熱がこもり、口内炎や熱性の便秘、
鼻づまりなどの花粉症症状はさらに悪化します。
日本人の悪い癖ですが、誰にでも合う食べ物はありません。
ブームに飛びつくのはやめましょう。
温めればいいってもんじゃありません。終いに体が火事を起こします。
自分で病気を発生させている人、急増です。
全く、病気が治しにくくてショウガありません(笑)

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by yurikak5 | 2010-02-13 22:53 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(9)

部屋替え

若者に広い部屋をゆずり、
年寄りは隠居生活に入る。。。

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60㎝の柵を飛び越えて、脱走を繰り返すヨモギに困り果て、
マロンの広い小屋をヨモギにゆずりました。


ヨモギ「広いお部屋って、いいわぁ~(うっとり)」
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マロン「僕は美味しいものさえあったら、どこでもかまへんで」
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もちろんマロンはしょっちゅう外に出してますが、
お互い納得してくれたようで、よかったです。
by yurikak5 | 2010-02-06 20:54 | ヨモギ&マロン | Comments(8)
20代の頃、よく聴いていたCD。
洋楽はあまり聴いてないと思っていたが、案外色々と聴いていたようだ。
そういえば、洋楽好きの同級生が色々教えてくれたんだっけ。

レイラはソウルミュージック界の巨星ダニー・ハサウェイ(45~79年)の愛娘。
太く、繊細な、魂に訴えかけるボーカルは父に負けず素晴らしく、
何年たっても色あせていない。

心地よい音楽は薬になる。
ありがたい。

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Lalah Hathaway "I'm Coming Back"
by yurikak5 | 2010-02-01 22:58 | 音楽・ライブ | Comments(2)

鍼灸と動物と音楽と☆漢方柚鍼灸院・院長ブログ


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