カテゴリ:東洋医学・鍼灸( 127 )

運動することの大事。

脱走続きのヨモギ。
一応夜になると自ら小屋に戻るので扉を閉めてみるのですが、
0:00頃になると再び脱走することが多く、
最近はほとんど放し飼い状態になっています。

脱走し始めの頃は柵に足がひっかかって
「ガシャン!」という音がするときもありましたが、
最近は慣れたもんで「ストン!」という非常にスマートな脱走音?になりました(笑)

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放し飼いは、人間の立場で言えば少し困ることもありますが、
今回、怪我の功名といいますか、最近のヨモギは本当に今まで以上に健康的になり、
その点では楽になったとも言えるので、このまま続けるつもりです。

それはどういうことかと言いますと、

・食事を残さなくなった(以前は食欲にムラがあった)

・好き嫌いがなくなった(以前は同じ野菜などが続くと食べなくなった)

・ウンチの形が一定してきれい(以前はコロコロ糞が小さくなったり、つながったりすることも)

・いつも機嫌がよく目がキラキラしている(以前は小屋の中で無気力そうなことも多かった)

・以前より私のそばによく寄ってきて、甘えるようになった。

やはり、行動範囲が広くなり、よく動けるようになったということは、
人間も同じですが、心身のバランスと脾胃の調子がよくなり、
結果的に健康増進になったということだと思います。

ヨモギは性格的にいい子ちゃんなので、色々と我慢していたんでしょうね。
マロンとは正反対の性格で、大阪弁で言えば遠慮しいといいますか。
いったい何をきっかけに目覚めたのかなぁ。。。不思議。

小さな子供でもちょっとやんちゃで、
親を困らせるくらいの方が比較的健康と言えます。
カンの虫が強いお子さんは、真面目で潔癖症な
お母さんの言いつけを守ろとうするため、
一見おとなしくいい子ちゃんですが、病気ばかりします。

小児鍼で心身の緊張を緩めてあげると、
打って変わって子供は悪ガキへと変身するので(笑)、
真面目なお母さんは戸惑うことも多いのですが、
健康になった証拠なんですよ、というと安心されます。
悪ガキであっても非常に生き生きとして聡明で、
魅力の放つ子供になります。
そういった子供は、多少厳しく叱っても耐える力があり、
様々な困難に立ち向かう生命力を持ち、荒波を乗り越えてゆきます。

小児鍼をしなくても、環境や接し方を変えるだけで、
子供の病気は治っていく事も多々あります。
そのくらい、純真なんですよね。

動物が、またひとつの真実を教えてくれました^^
ヨモギさん、長寿ウサギ目指して頑張ってね!



by yurikak5 | 2014-03-09 19:22 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(4)

春めいてきました

外はまだ寒いのに、時々暖かい日があったりで、
体の方も少しずつ変化してきています。
敏感な方は微妙な変化に気付いておられるかもしれません。

東洋医学では季節による体調の変化を重視しますが、
春の脈は弦のようにビーンと突っ張った脈。
また臓腑では肝の病が中心になってきます。
最近、皆さんの脈が弦を帯びてきており、
いつもと違う訴えをされる方が多くなってきました。

頭痛、肩こり、めまい、鼻炎や花粉症など、気が上逆する病。
また膝痛、腰痛、下痢など、気が上逆したために下半身が弱って起こる病。

春は草木が芽吹く時期でもありますが、
病も芽吹きやすい季節なんですね。

季節の変わり目、ご注意下さい。

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今日、何年かぶりに柵を飛び越え脱走していた元気なヨモギさん。

今週末に届く予定です♪♪♪
また現物が届きましたら、ブログにてご紹介させていただきますね。


by yurikak5 | 2014-01-27 22:24 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(6)

出版社と鍼灸

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先日、20年余り所属している鍼灸学術団体の季刊誌のインタビューを受けた。
私と鍼灸の出会いや、会との関わりを語る内容なのだが、
話しているうちに自分の頭の中で、遥か昔に鍼灸に出会った経緯と、
20数年経った今、行われている本作りがリンクしたのだ。

19歳の頃、私が鍼灸と出会ったのは、出版社だった。
当時デザインの専門学校に通いながら、夏休みに挿絵描きのバイトをしていた。
谷町4丁目にあった"都市通信"という小さな出版社のデスク。
谷町とのご縁もこの頃からだ。
みなちゃんという同級生と二人、虫や花、簡単なイラストを描く仕事。
遊び半分で面白かったのだが、高校受験の際に体調を崩した私は、
いつもどこかしら不調を抱えていた。
そんな私をみて、そこで長年働いていたパートの方が「鍼に行ってみたら?」と
自分が通っている鍼灸院を紹介してくれ、楽にしてくれるならどこでもいいと、
藁をもすがる思いで行ったのが始まりだった。

私の人生を180度変えるくらいの大きな転機。段々と古いことは忘れるものである。
今、母の画集の制作をお願いしているのは"南船北馬舎"という小さな出版社。
良心的な出版社の社長さんは、欲深さが全くなく穏やかで、
一見どこにでもいる人なのに、世の中を見透かしたような、
落ち着いて中心のぶれない、不思議な雰囲気を醸し出す。

私と鍼灸と本のつながりは、切っても切れないものなのかもしれない。




by yurikak5 | 2013-12-16 00:11 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

連休が始まりました。

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大型連休が始まりましたね。
うちは暦通りの診療で、今回は特に予定も入れていないので、
日頃なかなかできない本や書類の整理や掃除、
叔母のお見舞いや、友人たちと久しぶりに会えたらいいなと思っています。

・・・・・・・

早速、自分用の麦飯石が手に入りました。
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ヨモギはこれを食べたせいかどうかわかりませんが、最近すごく元気そうです。
こんな石ころが体にいいとは不思議。。。
もともとは地球のマグマが噴火し、火砕流が冷却して出来たものとの事。
自然災害は怖いですが、ちゃんと体に良いものも残してくれるのですね。
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まずは10分ほど煮沸してから使うようにと注意書き。
なんかアサリみたい。
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ちなみに成分は

無水珪酸  69.76%
酸化アルミ 14.01
酸化第二鉄 1.29
酸化第一鉄 1.40
マグネシウム 3.55
酸化カルシウム 2.00
ナトリウム 3.16
カリウム 3.19
チタン 0.30
無水燐酸 0.26
酸化マンガン 0.02
化合水・付着水  1.06

ということで、ミネラルやカルシウム、鉄分がたっぷりのようです。
久しぶりに行った血液検査で鉄欠乏性貧血と言われてしまった私に最適かも。
私とヨモギはおよそ同じ年代だと思うので、
彼女もそのあたりが不足していたのかもしれません。

お風呂と明日の炊飯に使ってみました。
ご飯美味しくなるかかな~。


(最近よく見る一番上の黄色い花。好きなんですが、誰か名前知っている方教えてください)
by yurikak5 | 2013-04-28 18:32 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(8)

虫歯の予防に重曹

先日、ツイッターで得た情報ですが、
虫歯の予防に重曹水でブクブクするだけで
かなり効果的だそうです。

虫歯の予防どころか、自然治癒を促すそうです!!!
ホワイトニング効果もあります。
これは知覚過敏や、歯槽膿漏などにもいいと思います。
結果的に口臭予防にもなりそうですね。
素晴らしいです。このブログに写真あり

歯磨き粉だけでは汚れが取れないし、
成分が体にかなり悪そうだし、
(大人サイズ一本を、もし子供が飲んだら致死量だそう)
何かいい方法はないかなーとずっと思っていましたが、
これは目からウロコです。

重曹はベーキングパウダーとしても使われ、体内に入っても安全ですし、
温泉成分にも入っていたり、お掃除にも安全な洗剤として使われます。
祖父の代では胃薬として飲んでいたと、母から聞きました。

早速何回かやってみましたが、
口の中がサッパリしていい感じです。
毎日やりたくなります。

ブログではペットボトルに重曹水を作りおきしていますが、
私はコップと重曹を入れた瓶を洗面所に置き、その都度作っています。
是非お試しを。

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奄美コーラルパームスの放牧ヤギ
by yurikak5 | 2013-01-13 23:07 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

少しずつ春

立春をすぎ、寒い中にも春の兆しが感じられます。

私たちの体ももれなく、変化してきて、
木の芽立ちの頃の特有の症状があらわれてきました。
脈も少しずつ弦脈(春の脈で少し緊張状態の脈)を帯びてきています。

春は気が上昇し、肝の病が増えます。
主に、頭が痛い、目の充血、花粉症のような症状など、
大方は頭や目など上半身に症状が出ますが、
体の弱りがきつい場合は、屈折して下半身に症状がでる場合もあります。

今日のある患者さんは、こんなことを言っていました。
「頭のてっぺんが、ポニーテールをほどいた時みたいな、変な感じなんです」
気が上って、百会のツボに気滞を生じているのですね。

体のひとつひとつの症状は、すべて意味があって起こっていることを
思い知らされます。

東洋医学は陰暦にしたがって変化する東洋人の体を、
つぶさに観察した医学なんですね。
だから東洋に住む人々にとって、なくてはならないものなのです。

先日の新聞記事によれば、
日本の子供の35%が花粉症だといいます。
末恐ろしいことです。
花粉症の治療は、東洋医学ではさほど難しいものではありません。
完治例もたくさんあります。
治療と共に、食事を正し、運動で鍛えれば、アレルギー疾患はかなり治ります。
そういったことに気付く人が、もっと増えれば、
この国の未来は明るいものになるかもしれません。

日本人の健康は、デフレ状態。
風邪をひけば薬、ウィルスは死んでも、副作用で体力低下、ぐずくず引きずる。
体が弱った状態が続けば、花粉症にもなる。そしてまたアレルギーの薬。
対症療法の副作用でまた免疫力落ち、深い病へと進展。
(東洋医学のバイブル「傷寒論」では、風邪を感受し、
進展し、死に至るまでの様子と治療法が、数千年前に体系化されている)
いいかげん、この悪循環を断ちきらないといけません。
国民が死ぬという事は、国が死ぬということです。
病の本質に気付く人が、一人でも多く増えますように。

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by yurikak5 | 2012-02-15 00:19 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

旧正月

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今日(1/23)は旧正月です。

旧暦では1月1日。新月です。

旧暦の元旦は、毎年新月にあたります。


日本ではとうの昔に忘れ去られていますが、

中国や台湾、韓国などでは、今でも旧正月が重視されています。

素晴らしいことだなと思います。


私はどんなに西洋化されても、暦と医学と食生活だけは、

その国に長い間伝承されたものを、決して変えてはいけないと考えています。

その点では、日本は非常に残念な国になってしまったのだなと悲しくなります。


東洋医学を行う上で、毎年旧暦(陰暦)カレンダーをながめ、

内経気象学などを学びつつ、治療にあたるにつれ、

自然界や私達の体が、東洋では旧暦のリズムで動いていることを実感します。

月の満ち欠けでは、満月の時は気血が充実し、出産などが増えます。

新月は気血が虚し、葬式が増えるといいます。

自然は常に循環し、満ちては引き、引いては満ちを繰り返します。


旧正月が毎年新月にあたるいうことは、

本当のお正月というのは、賑々しいものではなく、

実は厳かであり、無から始まる、

真っさらな状態を示しているのではないでしょうか。


一年が終わり、また一から、今年はどんな風に生きていこうかと

静かに思いを巡らせる、そんな初めの第一歩が、元旦。


さあ、また一からはじめましょう。
by yurikak5 | 2012-01-23 21:27 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

ヘルペス・口内炎

最近、ヘルペスや口内炎の患者さんが多い。
口の中に出来るヘルペスもあるとか。

ヘルペスは一般に激しい痛みを伴うとされているが、
日頃から鍼治療をされている方は、
何故か見た目にはひどい発疹があっても、
痛みがない場合が多々ある。今までに幾度も目にしてきている。

病院に行くとヘルペスと診断されるが、
痛みがないというと、首をかしげられるそうだ。
なってからまた鍼をすると普通より早く、4日もあればおさまってしまう。
これは患者の免疫力が日頃から高まっており、
ウィルスがいても、悪さができないためだと私は思っている。

先ほど母に電話したら、
どうも先週、脇腹にヘルペスらしき発疹と水泡が出ていたが、
痛みは全くなかったという。
本人曰く、風邪症状もあったので葛根湯を飲み、
便秘だったから下剤を飲んだら、ほぼ治ったらしい。

さすが、我が母。
肌表の邪を発表し、裏熱(内臓の熱)をもらしたら治るということを、
本能で察知したようだ。ありがたい。

祖母はヘルペスの神経痛が後遺症として残り、
病院で麻酔のブロック注射をされてから体調が悪化、
寝たきりになってしまい、2年後には逝ってしまった。
まだ学校を卒業したばかりの私は、治す術がなかった。

内部被曝など全く考えず、あらゆるものを食べていた母。
気を付けるように悟したら、今回は言うことを聞いた。
免疫力の低下した人には、たとえ基準値内でも影響する。
今、気を付けて、気を付け過ぎの事は絶対ない。
何とか、病から守ってあげたい。

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「蓮風の宝箱」新連載始まりました。
九州大学大学院医学研究院(麻酔・蘇生学分野)の教授、外須美夫さんとの対談です。
by yurikak5 | 2011-12-04 14:26 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(1)

「手伝ってもらう」

先日患者さんから聞いた、ほっこりするお話し。

Iさんは4才の娘Mちゃんの子育てしながら、
正社員としての仕事にも励んでいる。
いつも車で30~40分かけて、親子で治療に来られる。

一か月ぶりに来院したIさんは、
最近、仕事と家庭の両立で忙しく、イライラや肩こりがとれないという。

おまけに、子育てしやすいように異動になった部署の仕事内容が合わず、
自分に向いていないのかも・・・と真剣に悩んでいた。

ある日Iさんは、悩みかねて幼いMちゃんに聞いてみた。
「お母さん、今の仕事向いてへんのじゃないかと思うねん」

仕事の内容など分かるはずもないMちゃんはこう言った。
「そんなこともあるよ」

Iさんは続けた。
「そんな時、Mやったらどうする?」

Mちゃんの思わぬ返答。
「手伝ってもらう!」

Iさんは、わずか4才の娘の言葉に、目を見開いた。

生真面目な責任感の強い人ほど、他人に仕事をまかせられず、
弱音も吐けず、自分の飽和量が限界となり、病気を引き起こしやすくなる。
その深層には人には任せたくない、自分への過信も見え隠れする。
或いは、人の世話になっては申し訳ないという極度の遠慮がある場合や、
実際に人が足りない、経済的に不可能な場合もあろう。
しかしいずれにしても、頑張りすぎ、我慢しすぎで、疲労が重なり、
様々な病を引き起こす土台が出来上がってしまう。

自分の心と体が辛いなら、助けてもらえばいい。
ただそれだけのことなのだ。
そう思えば、方法は後からついてくる。

もちろんそこには頼む側の素直さと、
相手への信頼と感謝の念がないと成り立たない。

無垢な子供の魂は、大人以上に何もかもが見えている。
小さな先生に、また一つ学ばせてもらった。

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by yurikak5 | 2011-11-11 23:09 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(9)
マロンじいちゃん、ちょっと痩せてきてますが、
良く食べるし、とりあえずまだ元気です。

でも最近腰のあたりが冷えてるのよね~。
90才近いのだから仕方もないのですが、
これは腎虚といって、老化でございます。
人間と一緒ですね。冷えた腰をなでなでしてあげてます。
あまりにひどい時は金鍼を当てます。

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老化は下半身からやってきます。
しかし弱るからといって、動かないと筋力が衰え、ますます弱ります。
ここが難しいところですね。

でも走ったり、重いものを持ったり、
体力以上の激しい運動は、かえって体力を消耗するのでご用心。
ゆーーーっくりとした動きが、インナーマッスル(深層筋)を鍛えて、
老化を予防してくれるのです。

患者さんにもよくお伝えするのですが、
日常生活の中で、簡単に出来ることがあります。
すべての動きをスローリーにするのです。

扉を閉めるときもソロソロと。
決して"バンッ"と、はしたなく閉めてはいけません。
歩く時も太腿は上げますが、歩みはゆったりと腕を振って。
ティッシュ1枚取るときも、ゆーーっくり手を伸ばして取ります。
とにかくどんなことでも、いつもの半分くらい時間をかけてみて下さい。
結構これがしんどいのですが、体にいいうえ、
女性には見た目にもおしとやかでいい感じです。
まさに一石二鳥。

ご高齢になると、皆さん動きがゆっくりになりますし、
動物たちのグルーミングも、とてもゆったりとしていますね。
焦りや心配が、何よりも体の毒になります。
ゆっくりと・・・病治しの基本です。

by yurikak5 | 2011-11-08 23:21 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(6)

鍼灸と動物と音楽と☆漢方柚鍼灸院・院長ブログ


by yurika