カテゴリ:東洋医学・鍼灸( 123 )

日帰り東京への旅

日曜日に日帰りで東京に行ってきました。
師匠を始めとする諸先生方の講演会に出席するためです。

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外壁に「われわれの学ぶ技術は、芸術であり、科学であり、職業でもある」
という深い御言葉が刻まれてしまいた。


今回、東京への日帰りは生まれて初めて、
また空路で行くのは初めてなので初の羽田です。
大阪大好きな私は、ほとんど東京に行った事がありません。
多分15年ぶりくらいです。
(幼い時に親の転勤で埼玉で三年ほど暮らしたことはあります)

「富士山、きれいですよ~♪」という周囲の声に期待して乗ったら
本当にきれいな富士山を見下ろしながらの贅沢なコーヒータイムemoticon-0162-coffee.gif
1時間余りのフライトはあっという間に終わりました。

降りてこれまた初めての東京モノレールへ。
交通網には弱い私は、モタモタウロウロしてしまいました。
そんな時、大阪なら「この電車、○○に着きますよね?」とか聞けそうな人が
大体いるんだけど、回り見渡しても下見てスマホ、話しかけにくそうな雰囲気の
人ばかり。駅員もいないし。東京ってなんか冷たい(>_<)

そんな中、たどり着いた''大森''という場所にある鍼灸学校での講義と実技は
どれも素晴らしいもので、遠路はるばる行った甲斐がありました。
特にその場でモデル患者を選び治療を行う即興のような公開実技では、
師の一本鍼の技術は(毎週研修時に拝見させていただいているのですが)
また一段と洗練されたようで、無駄なものが一切省かれ、
一本の鍼で次々と様々な病が癒る様子は、まるでショーのような感覚さえ
覚えました。

また関東ではまだまだ情報が少ないこともあるのでしょうか、
大阪から遠征した講師の講義に一生懸命に耳を傾け、
食い入るように見つめる関東の方のまなざしは非常に印象的でした。

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なぜか学校横にSL広場が。迫力ありました。


講義が終わり、慌ただしく帰路に着き、羽田で東京らしいリッチなソフトクリーム
(なんとコーン部分がランクドシャ)をいただいたのが、唯一東京らしい想い出(-_-)
夕方の飛行機に乗り込み窓から大阪の夜景が見えた時、私の頭に鳴り響いたのは…

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♪大阪で 生まれた 女やさかい 大阪の街 よう捨てん~♪

先日久々にテレビで歌声を聞いたボロの「大阪で生まれた女」
ただいま、大阪emoticon-0152-heart.gif

人生の9割以上を大阪で暮らしている私は、
骨の髄まで大阪人になっているのだと再確認した今回の旅でした(笑)



by yurikak5 | 2016-12-21 20:51 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

秋名菊と子供の言葉

度重なる台風が去って、やっとやっと窓から秋風が吹いてくるようになりました(^O^)
クーラーつけなくても28℃です♪あぁ幸せ・・・。今年の大阪は本当に暑かったです。

先日、お花の中にピンクの秋名菊(シュウメイギク)が入っていました。
どことなくコスモスを思わせる、秋らしい可憐な花です。

前から見ても美しいのですが

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後姿や蕾も魅力的なんです。

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少し項垂れた背中や、ガクのところの色合いや形状がまたいいのよね~・・・
と思いながら写真撮っていたら、ふと昔あった出来事を思い出しました。

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それは7、8年前のこと。
治療院には小児鍼などで来る子供 も多いのですが、
0才の時から診ていたR君が3~4才くらいの頃。
待合室から廊下に立っている私をみて、まださほど語彙もないR君が、
信じられない可愛いらしい事を言ってくれたのです。

「センセー、可愛い(^^)」

そこで普通は子供の言うことですから「ありがとう」で終わりなんでしょうけれど、
まさかの突然の告白?に、それって私のこと?それとも違うもの見て言ってるのかな?と
疑問に思い、

「えっ?どこが?どこが可愛いの?」

と3才児相手に聞いてしまいました(笑)

するとR君は、少し考えて元気よくこう答えました。

「背中!」

小さな子供の意外な答えに、最初は複雑な気持ちになったものの
でも私の働く背中から何かを感じ取ってくれたのかな~とか、
背中で語るとか言うしな~とか自分にいいように考え(笑)
あとからジワジワ嬉しくなった懐かしいエピソードでした。



by yurikak5 | 2016-09-09 00:16 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

言葉のない世界

人間も含め、動物と日々接していると、

最終的には言葉はいらないのではないかと思う時がある。

人はあまのじゃくで、いつも思った通りのことを言うとは限らない。

仕事上の患者さんの問診であっても、本当のことを言っていないこともある。

また病気のため話せなかったり、記憶が飛んでしまったり、支離滅裂になったり、

幼い子供やご高齢の方では正確な返答は難しいこともある。


言葉は便利だし、言葉で癒されることも多々ある。特に頭での理解には役立つ。

けれどもっと根源的な本質的な部分での理解、魂での理解とでもいうのか、

それには言葉はいらないように思う。

傍らにいて、肌に触れて、目と目で、心が通じ合う世界。

それが病を治療する上で一番大事なことなんだなーと。。。


そんなことを考えていたら、それを目の当たりにした動画を見た。驚愕である。

人馬一体というが、馬を意のままに操るには、

馬との深い心のつながりがなければ難しいという。

この動画の一番注目すべきは、無理やりやらせる曲芸ではなく、

馬も乗り手も、自由で幸せそうだということ。

人間と動物と自然の融合。素晴らしい世界を作りあげた方だと思う。

世界は広い。




(フランス語分からないので大体ですが、この方のテレビ出演した動画によると、
南フランス・アルル地方のカマルグ自然公園という半野生馬がいる場所のようです)



by yurikak5 | 2016-08-17 22:28 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

葉室先生と鍼灸

先日スタッフと鍼灸の話をしていて「この本読むといいよ」と、ふと思い出した一冊。
20年前診ていた患者さんが貸してくださり、魂の深い部分で感銘を受け、
ずっとずっと長い間心の片隅に眠っていた本。
旧版は古本のみですが、新装版が出版されていました。


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左が旧版、右が新版


著者の葉室頼昭先生はもともと阪大の医学部出身のお医者さんですが、
大野外科病院(現大野記念病院)の院長の後、大阪寺田町で葉室形成外科をご開業され、
院長職の傍ら神職の最高階位の資格を取得され、平成4年「枚岡神社」宮司に就任、
平成6年「春日大社」宮司に就任、平成21年に82歳でご逝去されました。

葉室先生は東洋医学にも造詣が深く、ご自身で患者さんに鍼灸治療もされる先生です。
特に「第二章 東洋医学の不思議」の内容は鍼灸師には必読部分で、
形成外科で赤ちゃんの先天性の唇裂などの手術を行う際、
術後に鍼灸をすると非常に傷の治りが早く傷もきれいになること、
発熱や傷の部分の腫れが引くので炎症止めや痛み止めなどがほとんど必要ないこと、
また入院中に癇の虫が出る赤ちゃんがいるが
その時も鍼治療をすると夜泣きが減るので唇の縫合後の悪化を防いだりと、
非常に鍼灸が役立つという話が書かれています。
また麻酔の副作用で吐いたり腰が痛いと言って苦しんだりする人にも鍼治療が非常に有効だった話や
赤ちゃんが麻酔の副作用でショックを起こした際や脳溢血などの救急疾患を
心臓のツボ(手の小指とあるのでおそらく少沢だと思われます)の刺絡で救った話など、
面白い臨床の話がいくつか紹介されています。

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ご自身も医学部時代にひどい肺結核で喀血し、命も危ぶまれたのが、
治療もせず消えててしまったという不思議な体験をお持ちで、
西洋医学と東洋医学の両方の視点から、病になるのは何故か、また病が治らないのは何故か、
単なる宗教的な考え方ではなく、自然との共生、人間を形作る細胞への感謝が健康の基本となること、
日本人と西洋人の根本的な考え方の違い、日本という国が世界的に類まれなる国であり、
その国に住む日本人の直観力や感性のすごさなどなど、私の拙い文章力では説明しきれませんが、
最後の1ページまでに為になり、また日本人としての自信と希望が持てるようなお言葉が隅々まで溢れていて、
読んでいて感動して涙が出てきてしまいました。

今になって急に何故この本を思い出したのか分かりません。
最近鍼灸師になったばかりの人に、この本を広めなさいというメッセージでしょうか。
しかし、この本は鍼灸師でなくとも、今心の弱っている日本人みなさんに読んでいただきたい一冊です。

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葉室先生が枚岡神社の宮司もされていたとは、恥ずかしながら存じませんでした。
先生と縁のある枚岡神社の梅を今年も見ることができて、有難いことだなぁと感じています。
これからも座右の銘の一冊として大切にしたいと思います。




by yurikak5 | 2016-02-21 22:42 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

秋のプチハイキング

毎週金曜日の午前中は早朝から学園前の師匠の治療所で研修があるので
休診させていただいてますが、最近では帰りに沿線沿いの枚岡神社への参拝が
習慣になってきました。

先日、少し歩く距離を伸ばそうと、手前の額田駅で下車し枚岡公園を通り抜け、
神社に入る道を歩いてみました。
昔懐かし、一回50円の枚岡プールがあったあたりですが、
大人になってから行くのは初めてです。

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最近、夜泣きや疳虫やアトピーなど小児のストレス性の病で、
鍼がなかなか効きにくい子供がいると、養生法としてお母さんに、
「子供を緑の中に連れていってください!土の上を歩かせてあげてください!」
と言うのです。

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アスファルトとビルばかりの大阪市内には緑があまりありませんが、
それでも少し足をのばせば難波宮、大阪城公園、鶴見緑地、長居公園など、
多少は見つかります。

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お母さんが素直に言いつけを守って、自然の中に子供を連れて行ってくれると、
同じように鍼をしていても、効果が嘘みたいに違ってきます。
何より子供の表情に野性味が出てくるのです。
これは大人でも同じことですが、子供の方がてき面です。
そのくらい、陽の強い子供には自然の陰の力が必要だということですね。

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自然の力って本当にすごいです。
色々なものを祓ってくれる力があります。

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この額田駅→枚岡公園→枚岡神社→枚岡駅のプチハイキングは、
たった30分程度ですが、山の起伏もあり適度な運動量。
道も舗装されていますし、川の流れや見晴らしも良く、充実感がありました^^

病を持っている方や、中高年以上は激しい運動を単発でするとケガをしたり、
気を消耗させてしまうことがあります。
子供の運動会で飛び入りし、アキレス腱を切ったなどがその典型ですね。
だからといって運動をせずにいると、気が滞って病気を引き寄せます。
多少膝痛や腰痛などがあっても、出来る範囲内で軽い運動を継続し気を巡らせると、
治療も効きやすく、体力増進、老化予防につながります。

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今日、ガソリンスタンドでいい本見つけました!
早速購入し、待合に置きたいと思います。
またおススメコース、ご案内しますね^^

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by yurikak5 | 2015-10-11 23:14 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

決壊と内出血

大阪はありがたいことに台風の被害もなく、
日中はまだ暑いものの朝晩はずいぶん涼しくなり、
湿気も少なく過ごしやすくなってきました。

しかし、鬼怒川の決壊を見るにつけ、
日本はまた大きな傷を負ってしまったのだなぁと、
大震災の時のように深く悲しい気持ちに襲われます。

鍼灸の仕事は毎日皆さんの脈や体に触れ、ツボを探し、鍼を打ちます。
そのツボ=経穴は、経絡という目には見えない気の流れ道の上に存在します。
その経絡は大きく分けて十二経あり、それらは五臓六腑に配当されますが、
手足の五本の指先がそれぞの繋ぎ目となり、繋げると一つの環となります。

一つの臓器が病んでも、他の臓器に影響し、様々な症状を呈するのはそのためで、
また鍼灸治療で弁証に従い根本を治していくと、
主訴とまるで関係ないような症状でも同時に治っていくのはそのためです。

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人間の体は小宇宙。
人間の体を走る経絡は古代中国では四千年の昔から大河の流れと似ているとされ、
ツボの名前にも池、谷、渓、沢、泉、湧、水など、河を思わせる漢字が多用されています。
簡単に言えば、河の流れ=気の流れが滞ったり、干上がったり、増水して決壊したりすると、
病気になるということです。

血管と河の流れもとても似ていますね。
体の上部に内出血すると、時間がたつにつれ下へ下へ血が降りていく様と、
決壊して溢れた水が下の地域へ下がっていくのはまるで同じだと思いました。

打撲や骨折などで起こった内出血が治りにくい場合、
免疫力を鍼灸治療で高めると早く治るのはよく経験することです。
溜まった血は瘀血とし、活血化瘀という治療をするのです。

それにしても、決壊した川の水が一日でも早く乾くためには
どうすればいいのでしょうか。
天照大神にもう雨は降らせないでくださいと、
日本の国の内出血を治療してくださいと、祈るほかありません。


by yurikak5 | 2015-09-13 22:18 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

湿邪に注意。

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最近非常に湿気が多いですね。
急に気温が下がり、毎日雨か曇りで太陽の出ない日々が続いています。

先週あたりから、下痢や便秘を訴える人が非常に増えてきました。
また体のだるさ、腰痛、膝痛なども。
これらの症状の多くは湿邪が脾胃の経絡を病み発症したものですが、
それと共に、気温の低下から下半身に寒邪が入った寒湿タイプ、
また気温が下がったため、発汗によって熱を発散出来ず、
その結果、熱が内にこもった湿熱タイプが混在しているように見受けられます。

東洋医学では湿気の過剰は湿邪となり、臓腑では脾胃を傷めます。
湿邪は陰の邪気。精神的にも欝々としやすくなり、鬱病なども増えてきます。
他にも風邪、熱邪、寒邪、燥邪、暑邪、火邪などありますが、
適度であれば人間の生活を快適にしてくれる自然の恵みも、
過度になると病を引き起こす要因になります。
日本は海に囲まれ、元来湿気の多い国。
胃腸病がとても多いのは、この湿気=湿邪も一因だといえるでしょう。

では体を湿邪から守り、湿気を乾かすにはどうすればいいでしょう(・・?
まず外の湿気が多いときは、体の中の湿気を少なくすることです。
要は食べ過ぎ、飲み過ぎをしないことです。
何を食べてもいいですが、量を減らすことです。
いま下痢が多いのは体の湿気を追い出しているともいえます。

そして適度な運動で汗をかき、湿邪を追い出すことです。
雨だからと言って、じーっとして食べてばかりいると、
体は重だるく、胃腸は不調をきたし、精神的にも暗くなってしまいます。
少食にし、運動をし、心を明るく保つこと。

そして湿邪は陰邪ですから、下半身にたまり冷えてきます。
湯船につかり、下半身はあたたかくして、
女性はもう素足やサンダルはやめて靴下を履きましょうね。

早く爽やかな秋らしい日が来ますように。。。



by yurikak5 | 2015-09-10 00:29 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

少しずつ秋

まだまだ暑いですが、先週の土曜日、夕方に激しい雷雨に見舞われてから、
少しだけ朝晩の気温が下がってきたように思います。

やはり立秋、こんなに異常気象になっても
暦通りに季節を保とうと、地球はけなげに頑張ってくれているのですね。

それはまるで体の免疫機能のようです。

さて最近、暑すぎてバテ気味だったシオン君ですが、
アイスノンと凍ったペットボトルを毎日入れてあげるようになってから、
すっかり元気を取り戻し、以前のように「遊んで~~」と
催促するようになりしました(^^)

良かった良かった。

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目が少し穏やかになったでしょ。

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「ねぇねぇ、遊んでよ~~」


犬は汗をかけないので、舌を出しハーハーすることで熱を漏らすといいます。
ウサギも汗をかいているところは見たことがありません。
犬のようにハーハーすることもないので、長い耳で熱を放散するしかないのでしょう。
凍らせたペットボトルやアイスノンで冷やすのは、やはり正解だなーと思います。

人間は上手に発汗することで、体温調節ができます。
暑いですが、クーラーにどっぷり漬かり過ぎて汗をかかないと、
内に熱がこもって、頭痛や下痢、吐き気など、却って熱中症のような症状を
引き起こす場合も。

私もこの夏暑さが厳しく、睡眠時暑くなってはクーラーをよく入れ浅眠ぎみでしたが、
乗馬に頑張って行くようにしたら、大量の汗をかき、体が涼しくなり、
夜もトイレにも一回も起きず、クーラーなしで眠れるようになりました。

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東洋医学のバイブル「素問」の四気調神大論には、
夏の養生法は体の陽気をのびのびと汗をかいて発散することが
夏のみならず、秋の健康にもつながると数千年前から記されています。

そこそこ元気な人は思い切って汗をかくことで
スッキリすることも多々ありますのでやってみてくださいね。


by yurikak5 | 2015-08-12 21:43 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

身近な陰陽

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東洋医学で最も重要といってもいい陰陽の考え方「太極陰陽論」。
師は陰陽を整えればどんな病でも治るといいます。

実際に2500年前に書かれた東洋医学のバイブル、
黄帝内経「素問」という古典の「陰陽応象大論」の中に詳しく
そのような内容が解かれ「陰陽は天地の道理である」と説かれています。

陰陽の理論は、少々複雑です。
自らの健康を守るために役立つので、患者さんにも知ってもらいたいものの、
短時間で詳しく説明するのはとても困難です。
そんな時、私はいつも食べ物や季節など身近な陰陽の例を探して、
なるべく分かりやすく患者さんにお話しするようにしています。

陰陽の根底は「易経」から発生していて、
白黒はっきりつけるといった二元論ではなく、
二元的一元論といって、必ず太極という場がベースにあります。

易の中では陰極まれば陽になり(例えば朝から夜へまた朝へ)といったように変化するもの(変易)、
また火と水、男性と女性など、決して変化しないもの(不易)
すべてのものは変化するが、単純明快な陰と陽から成り立っていること(簡易)
この三つが真理だとされてます。
また転化の法則、互根の法則など、陰陽の16の法則というものがありこちらも重要ですが、
詳しくはこちらに書かれています。

陰陽というのは自然の理ですから、身近なところにたくさん存在します。
毎日それを探すのが私の趣味と言っていいかもしれません。
陰陽のバランスが取れたものは、とても美しかったり、
美味しかったり、感動をもたらすものが多いので、
見つけることは幸せにつながるのです。

最近見つけた身近な陰陽は・・・。
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先日、雅楽のゼミナールに参加させていただきましたが、
雅楽の舞の中に「右舞」「左舞」というのがあって、
「右舞」は陰で女性的な物静かな踊り、
「左舞」は陽で男性的な大胆で力強い踊りだそうです。
古く中国から渡ってきたものには、やはり陰陽思想が根付いているようです。
笙など雅楽の音符にも五行色体表の「五調子」の雙調とか平調とかが
用いられているそうですね。

また亀の生態を学ぶのに読んでいた本の中で、
日陰の場所に産卵した卵からはオス(陽)が生まれ、
日向の場所に散乱した卵からはメス(陰)が生まれやすいと。
これは陰陽が異極を求める様ですね。
自然界では色々な場所に産むのでバランスがとれるそうですが、
同じ場所で繁殖をしている場合など、日陰が多いとオスばかりになるそうです。
砂浜に産むウミガメの場合はまた陰陽の法則が違いそうですけどね。

よく観察していたら、毎日身近な陰陽はそこにあります。
自然界の真理、面白いです。



by yurikak5 | 2015-07-27 00:22 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

伝わる言葉。

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二年ぶりに来院された患者さん。

かつて心も体も問題がたくさんたくさんあって、

長い時間かけて大変な思いをして治した、忘れられない患者さん。

すっかり元気になって、運動歴が全くなかったのに、

テント背負って日本アルプスまで登れるようになって、

病弱だった時が信じられないくらい別人になられた。

急性の病気で久々に来院して談笑。

「先生、こんなこと言ってくれたよね。」

言った本人すら忘れている、

私が何気なく言った一言をずーーっと覚えていてくれていて、

感動して涙が出そうになった。

一生懸命、相手に伝えようとして言った言葉でなく、

何気なく言った素の言葉が、相手の心に残る。

言葉も文章も、実はそんなものなのかもしれない。

だからこそ、素の自分がいつも試される。

これからも日々精進。






by yurikak5 | 2015-07-08 21:31 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

鍼灸と動物と音楽と。(漢方柚鍼灸院院長ブログ)


by yurika