棗とアケビ

新潟の朝市で買ったナツメ
漢方では大棗といって、もう少し大きめのものをドライフルーツのようにして使います。
効能は補脾和胃(胃腸機能を補う)・養栄安神(精神不安の改善)など。
生のものを食べたのは初めてですが、少し林檎っぽいかな?
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アケビです。これは紫ですが、白いのも入ってました。
パッションフルーツのように種のまわりのドロッとしたところを食べます。
爽やかな甘みがありました。皮はてんぷらにして食べると良いと聞きました。
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アケビの蔓(つる)は漢方では「木通」といって、「降火利水」(心などに溜まった熱を冷まし、排尿させる)・・・症状で言えば口内炎や膀胱炎のようなものですね、それと無月経や母乳が出にくい、湿熱による関節痛などにも使うようです。実の効果は記載なし。
(参照「中医臨床のための中薬学」医歯薬出版)
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<患者さんへの食事指導について>
私は食養など食べ物の薬効などについて非常に興味がありますが、
患者さんには日頃の食事については、細かい食事指導はあえてしておりません。
「ごはんとみそ汁、お魚、お野菜、田舎のおばあちゃんが食べるような和食で、
旬のものを食べてね」
という程度です。

また治療をし、体が健康になれば、そういったものが自然に美味しく感じます。
美味しいと思えないものを、体にいいからと無理に食べるのも逆効果の場合があります。
マクロビなど食養家などの方々に、よく見られる大きな誤解は、
食事は頭で食べるのではなく、本能で食べるという本質を忘れているという点です。
そういった方は、好きなものを好きなように食べている方よりも、
お利口な頭が邪魔して、かえって体を治しにくいのです。

食べ物は薬だという理由から、間違った食養は体をかえって悪くさせます。
動物など、体が欲しないものなど絶対食べませんが、
人間はテレビで何々がいいといったとたん、そればかり貪り食うような生き物です。
皆に効く食べ物などあるはずもありませんが、
あるというならばそれはです。
何でも、を食べないなどという、食事療法などあるそうですが、
それは日本人にとって、もっともあってはならない療法だと思います。
私たちの祖先が、昔から長い間食べ続けている食事こそ、
日本人の体に合った、一番の健康食だということを忘れてはなりません(身土不二)。
これが自らが20年かけ、食事を変えていく過程で得た結論です。
Commented by eringi-iruka at 2008-10-23 22:47
おっ!
タイムリーな食材♪

今日、某TV番組で
某、山形ケンミン(笑)は
アケビの身は食べずに
皮を食べるっていうのをやってました。

調理法は、ピーマンの肉詰めの
アケビ版みたいな調理法が紹介されていて
他の県民のゲストも
「美味しい!」って言ってました。

「蔓」って何て読むんですか?
アケビの皮を食べる効能ってなんだかワタシにぴったり!?(笑)

アケビって中身も、もちろん皮も食べたことがないですが
一度食べてみようかな?と思いました。

「体が欲する食べ物」
ってよくわかります。

パンやパスタやうどんやラーメンやらありますけど
やっぱり日本人は
「米」が一番だと思ってます。

たまにご飯を炊かないときがあって、
他の主食を食べたときもなんか物足りないですね~。

おっしゃるように、シンプルな和食。
ご飯に味噌汁にお魚、野菜の煮物などがあれば
十分なんですけどね~。。。
Commented by yurikak5 at 2008-10-24 12:38
アケビの皮って美味しいんだ。
実は勇気がなくてまだ食べてません。
「蔓」は「ツル」ですよ。ツルが薬として使われるようです。
新潟からたくさん送ってもらって、試してみたら?
乾燥させて、煎じて飲むんですよ。

新潟の米はとても美味しく中国でも人気で、
中国のテレビ局が妙高の農家に取材にきていたようです。
日本の誇りですね。
by yurikak5 | 2008-10-22 23:31 | 食養生・薬草 | Comments(2)

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