今日もどこかで
2008年 07月 25日
忙しい合間をぬって、京都まで小田和正さんのコンサートを見に行ってきました。
老若男女、人気絶頂の小田さん。チケットも抽選にもれ諦めていたのですが、
とある患者さんの伝で、なんとすごくいい席を手に入れることができました!
感謝感激・・40年生きてきて良かった。。。(私、もうすぐ40歳のバースデーなのです)
もちろん生の小田さんは初めてです。
小田さんは年を重ねても、益々魅力のあるお方の一人ですね。
結構こじんまりとした会館で、アットホームな感じで三時間はあっという間に過ぎ去りました。
その中で印象に残ったこと何点か。
初めはバックバンド付きで、アップテンポの曲が続きましたが、途中で生ギターだけに。
小田さんと、稲葉政裕さんというギタリスト(ちょっと鈴木さんに似てる?)の二人で、
初期のオフコースの曲を何曲か演奏して下さいました。
それはそれは、本当に素晴らしかったです。
その中で「僕の贈り物」を小田さん達が伴奏するから、皆で歌ってねーというのがあって、
もちろん私も一緒に歌わせていただきました。
小田さんの伴奏で唄が歌えるなんて、人生もう二度とないような気が・・・。
はぁーーー。。。
MCはあまり多くなかったですが、ボソボソとしゃべる内容の中には、
大物アーチストの名前がズラリ。
・昨日、ホテルに財津(和夫)からメッセージが届いてた。内容はたいしたことなかった。
昔、ユーミンと財津と「今だから」という曲を作ったが、その時ユーミンが財津に
''こんな字書くんだ"とか話していたことを思い出した。
・字はきれいだからいいってもんじゃない、楽譜が汚くてもすごくいい曲もある。
阪本(龍一)の楽譜はすごく汚い。
・昔は小難しい曲が好きで、転調ばかりしていたが、
しかし、還暦すぎの小田さんが、あの声量で三時間びっちり、
アンコール三回も。なんか申し訳ないくらいでした。
一番最期に多分予定では入っていなかったと思われる
「生まれ来る子供たちのために」をピアノの弾き語りで歌って下さった時は、
もう涙涙でございました・・・。
この曲は今も私がよく弾く曲のひとつです。
高校生の時、「さよなら」「あなたより大切なこと」「一億の夜を越えて」などコピーし、
私はベース担当で時々ボーカルもしていた、あの日がよみがえりました。
最後に小田さんのメッセージ。
「客席に泣いてる人を見つけると、色々大変なんだろうなーと思います。
でも皆、頑張って生きて行って下さいね!」
実家が薬局の小田さん。
薬でなく、音楽で癒しをされているのだなぁと思いました。