ヒートショックに注意

最近、寒波で急激に寒くなってきました。
暦では大雪、来週12/22には一年で最も夜が長い冬至が控えていますし、
致し方ないのかもしれませんが、10℃以上の寒暖差は老人や病人の体にはかなりこたえます。
患者さんでも血圧が普段安定している方が、急に上が170~200位まで上がったという方が数名、
咳や咽痛、鼻水、頭痛など風邪症状も増えてきました。

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この寒暖差からくる体調不良、以前テレビでは"寒暖差アレルギー"と言っていましたが、
今はそれ以上に過酷な状況になっているようで、
今日のニュースでは"ヒートショック死"という新しい呼び名がついていました。

・・・寒くなると増える症状に「ヒートショック」というものがあります。ヒートショックとは、急激な温度差によって体が受ける影響のことです。暖かい部屋から、寒い浴室、脱衣室、トイレ、屋外などへ移動すると体が温度変化にさらされます。10度以上の変化があると、血圧や脈拍が急激に変動し心臓や血管に負担がかかります。ひどい場合には心筋梗塞(こうそく)・脳梗塞脳血管障害脳卒中)などを引き起こすおそれがあります。めまい、失神、動悸(どうき)といった症状が出ることもあり、入浴中の溺死(できし)や転倒からの死亡例もあります・・・


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「お母ちゃんは寒いとボクで暖をとってるんだよ~すぐ逃げちゃうけどね109.png


湿度がかなり下がって40%以下になり、乾燥がきついのも気になります。
風邪気味の患者さんに「湿度気をつけてね~」とお願いしても、
意外と「湿度計、家にないです」という方が多くて119.png
今は安価で良いものが手に入りますので、温度と湿度はマメにチェックをお願いします。
そして暑さ寒さはの体感は個人差が大きいので、自分の体の心地いい環境を作ってください。
女性も男性も足が冷えている方は、絶対に足元を冷やさないように!!!
暖房をつけた部屋の湿度が40%以下なら必ず加湿して、
健康管理には細心の注意をはらってくださいね179.png


by yurikak5 | 2017-12-13 16:49 | 健康 | Comments(0)

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