言葉のない世界

人間も含め、動物と日々接していると、

最終的には言葉はいらないのではないかと思う時がある。

人はあまのじゃくで、いつも思った通りのことを言うとは限らない。

仕事上の患者さんの問診であっても、本当のことを言っていないこともある。

また病気のため話せなかったり、記憶が飛んでしまったり、支離滅裂になったり、

幼い子供やご高齢の方では正確な返答は難しいこともある。


言葉は便利だし、言葉で癒されることも多々ある。特に頭での理解には役立つ。

けれどもっと根源的な本質的な部分での理解、魂での理解とでもいうのか、

それには言葉はいらないように思う。

傍らにいて、肌に触れて、目と目で、心が通じ合う世界。

それが病を治療する上で一番大事なことなんだなーと。。。


そんなことを考えていたら、それを目の当たりにした動画を見た。驚愕である。

人馬一体というが、馬を意のままに操るには、

馬との深い心のつながりがなければ難しいという。

この動画の一番注目すべきは、無理やりやらせる曲芸ではなく、

馬も乗り手も、自由で幸せそうだということ。

人間と動物と自然の融合。素晴らしい世界を作りあげた方だと思う。

世界は広い。




(フランス語分からないので大体ですが、この方のテレビ出演した動画によると、
南フランス・アルル地方のカマルグ自然公園という半野生馬がいる場所のようです)



Commented by nmsan2008 at 2016-08-18 20:06 x
みゆきさんのアルバムに動物や魚が登場する『真夜中の動物園』という
のがありますが、その中の「小さき負傷者たちの為に」という曲の歌詞。
”言葉持たない命よりも 言葉しか持たない命どもが そんなに偉いか
確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか”という1節があります。
言葉は便利で、意思を伝えやすく人間にとって必要不可欠ですね。
でも私たちは、言葉で”ごまかす”という技も覚えてしまいました。
動物には、その”ごまかし”は通用しないのかもしれませんね。
心が失われた「言葉」は、単なる道具になってしまいます。
Commented by yurikak5 at 2016-08-18 23:05
nmsan2008様
みゆきさんのその歌を聞いたとき、その通りだなと私も思いました。
乗馬の先生が、馬は分かり合えるととても協力的だといいます。
人間がそのように馬に思ってもらうような乗り方をしないといけない。
動物に人間が試されているような感じです(笑)
自然より優れた先生はいないのかもしれません。
by yurikak5 | 2016-08-17 22:28 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

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