「腑に落ちる」ということ

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乗馬を初めて4年になる。本格的にすれば乗馬はかなり厳しく奥の深いスポーツである。
私の場合は始めた年齢も遅く、行けるのもせいぜい月2~3回、
もともと運動神経が良い方でもなく、大好きな音楽と比べると決して得意とは言えず、
楽しくないわけではないが、運動は自己鍛錬のために行っている意識が強いので、
そうそう上手くなるものでもない。

行くたびにインストラクターは変わっても、いつも同じような自分の悪い癖を注意される。
「踵をさげて!」「前のめりにならない!」「手は下で固定!」「馬の方を見ないで、前を見て!」
「膝に力を入れない!」等々。。。

何度も言われているので、頭では直さなければいけないのは分かっている。
しかし、いざ騎乗してみると、走っている馬の上でバランスを取りながら、
落馬への恐怖と闘いつつ、指摘されたことを全て治すのは至難の業だ。
色々言われ過ぎると混乱して、余計にできなくなってしまうこともある。
そんな時、自分が鍼灸を始めたばかりのスタッフへ指導する時に、
早く上達してほしいが故に、事細かくうるさく注意してしまう自分をかえりみて、
指導とは実に難しいものだなぁと痛感する。

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日本のことわざには東洋医学的なものが結構あり、
物事を真に理解することを「腑に落ちる」という。「腑に落ちない」の肯定形である。
決して、頭に、臓に、心に落ちるではない。
「腹の底から理解する」というのも似ているかもしれない。
六腑は胃や小腸、大腸、膀胱や胆のうなど、主に体の中央から下半身にある。
食べ物を良く咀嚼して、消化して、吸収して、身になるためには、
やはり下半身、丹田、腎の力が必要なのだろうか。

そんなことを今日の乗馬の後に頭で(笑)考えながら、まだまだ腑に落ちていないということが
腑に落ちた私。さぁ、暖かくなってきたので、運動、また頑張りますよ( `ー´)ノ



Commented by Billyamagami at 2016-04-04 12:16 x
「畳の上の水練」という言葉を思い出しました。痛い思いをしながら体で覚えるということが「腑に落ちる」ということにつながるように私には思われます。
Commented by yurikak5 at 2016-04-04 21:46
Billyamagami様
確かに、その通りですね。痛い思いはしたくないけど、それを乗り越えて体で覚えないと仕方ないのでしょうね。
by yurikak5 | 2016-04-03 23:58 | 雑記 | Comments(2)

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