春節に想う

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                              石切神社・上之宮の御礼亀

今日18日は陰暦では大晦日。
そして明日19日は春節、元旦です。
陰暦では元旦はいつも新月と決まっています。
新しい年の初めは、朔望月と言って真っ新のお月様から始まるのだと知った時、
暦の神秘さ、大切さを感じたものです。
最近では陰暦で体のリズムをとらえた方が心地よく、
心の中ではお月様と共に生きる陰暦女になりました(笑)

日本以外のアジア、中国、韓国、台湾などでは、
庶民の間でもずっと陰暦のままで行事が行われています。
とても良い事だと思います。
日本では社寺などの伝統行事などでは用いられているようですが、
庶民の間では全く存在感がありません。

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東洋医学を学んでから、その土地に古くから伝わる暦が
健康を保つのに非常に重要だということを知りました。
きっと農業や漁業など、自然と密接な関わりのある仕事には、
全て必要なのではないかと思います。
月や太陽の動きは世界の各地で見え方が違い、
人間の気の動きもそれに応じ、四季に応じて移りゆきます。
暦はその土地にあったものを用いなければ意味がなく、
私たちが選ぶものではありません。
日本では陰暦があっているということです。
(日本の暦は正確には和暦というそうです)

明治維新以降、東洋の医学、暦、食べ物から、
西洋的なものへと変わっていきました。
強くて粘り強くたくましかった子だくさんの日本人が、
今や不妊治療の大家であり、一人の子供を持つのもやっとの世の中。
そういった日本の命の根源がどこか不安定なことと、
無縁ではないと私は思っています。

春節で中国などからの観光客が増えています。
若い方が少しでも「春節って何?旧暦って何?」と考え、
古来からある普遍的なものを知り、
深く見つめる機会になってくれると嬉しいです。



by yurikak5 | 2015-02-18 23:21 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(0)

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