病が"浮く"ということ

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同業者間ではよく使われる言葉ですが、
鍼灸治療をしていると"病(症状)が浮く"ということがよくあります。

"浮く"というのは病が深いところ(臓腑)から浅い所(筋肉や肌表)へ出てきたという事で、
最初訴えていた症状とは違う部分に苦痛が一時的に出てくることをいいます。

私も風邪が治る過程で、軽度の発熱を生じました。
脈や病の治り方から診断した結果、それは悪化でなく、好転反応としてとらえました。
下手に解熱させると、また深いところへ邪気が入ってしまう事もあります。

よくあるのが、心の病が治ってくると首肩や背中の痛みを訴える方。
これもご本人は大騒ぎですが、心の病が筋肉に浮いてきたということなので、
「良かったね~」と私はいつも喜びます。
すると患者さんは何かわからんけどいいんだ~と納得されるのです。

それを知っていると、症状が変わったからといって
慌てなくても大丈夫です。
ただ、本当に浮いているのか、または悪化しているのか、
それは診察してみないと分からないことも多いので、ご相談下さいね。



Commented by nmsan2008 at 2014-11-29 20:23 x
私も風邪で“浮く”という感じを経験したことがあります。
症状がひどいときは、体の奥底から悪寒が感じられますが、
治りかけてくるときに、体の表面がポカポカしてくる。
悪いものが身体から外に逃げていく感じ?
そんなことを経験したことが何度かあります。
Commented by yurikak5 at 2014-11-29 23:37
nmsan2008様
なかなか敏感な感覚をお持ちでいらっしゃいますね^^
実は誰もが感じている反応なんですけど、
薬漬けになると麻痺してきます。
風邪は自然に治すのが一番ですね。
by yurikak5 | 2014-11-26 23:45 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(2)

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