9月中旬、大阪瓦礫が終了!

2/1から始まった、大阪瓦礫焼却。
予定より早く、9月中旬には終了すると、
大阪市からの発表がありました。(平成25年7月17日 14時発表)

予定より早期終了とは言え、全部で約15,500トンという膨大な量を
ほぼ燃やしたわけですから、
大阪平野にはそれなりの毒物が降り積もっていることでしょう。
とにかく免疫力を活発にし、体外へ入っても排泄しやすいようにするしかありません。

私自身も咳、痰から始まり、4月には喘息発作で眠れない夜を何日も経験し、
患者さんも咳や喉の異常を初め、胸が苦しくて息が出来ない、
鼻血が止まらないなど、通常見られないような症状と
体表やツボの変化がみられました。
ゆく先々では咳をする人と出会い、どんなに浅く見積もっても、
焼却の影響は否定できないと思っています。

最近では呼吸器などの上焦の異常は減ってきたものの、
足がだるい、腰が痛い、浮腫むなど、
腎系統の弱りを訴える患者さんが増えてきているように思います。
ふくらはぎのあたりに細絡(紫の血管が表面に浮く)が増えている人も。
これは瘀血といって、血が濁り、邪が溜まっている証拠です。
東洋医学では病は上半身から下半身へと移行していくと考えます。

毒物を取り込んだ場合、最終的にたどり着くのは肝、腎です。
もともと肝腎の強い人は、お酒やタバコもへっちゃらですし、
少々の毒物を吸い込んでも、排泄できます。
放射能に関しても、でっぷりした丈夫なおじさん達が
無頓着なのはそういうわけです。

しかし、もともと臓器の弱い子供や女性はそうはいきません。
これは薬やサプリなどを多量摂取している場合も同じです。
対症療法や栄養過剰なものを不自然に取りすぎた後、
肝腎の機能が低下し、それらを分解吸収することも出来なくなり、
体に蓄積した結果、毒へと変わっていくのです。
肝臓や腎臓を強くすることは、西洋薬では出来ません。
ただひたすら寝る方が、どれだけ薬になるか。

自然治癒力を活かす東洋医学は、
そういった体のフォローアップにかなり役立つことを、
自分の体からも実感し、今更ながら素晴らしい医学だなと
再確認しております。

この夏は大変な猛暑でもあります。
無理せず、夏休みには出来るなら空気のいい場所に移動し、
9月半ばの終了まで、気をつけてお過ごし下さい。
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by yurikak5 | 2013-07-17 22:20 | 地震・原発 | Comments(0)

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