谷川俊太郎 5月の詩

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一心


生きのびるために

生きているのではない

死を避けるために

生きているのではない


そよ風の快さに和む心と

竜巻の禍々(まがまが)しさに怯(おび)える心は

別々の心ではない

同じひとつの私の心


死すべきからだのうちに

生き生きと生きる心がひそむ

悲喜こもごもの

生々流転の




谷川俊太郎 5月の詩 (5/7朝日新聞より転載)
Commented by nmsan2008 at 2012-05-10 21:05 x
この世界のすべてのものは多面的で、絶対的なものは何一つない。
一部は全部で、全部は一部で、みんなつながっている。
いろんな気持ちを抱きながら、私たちは日々を生きていますね。
Commented by 44しっぽ at 2012-05-10 23:56 x
今年に入って、ちょうど同じようなことを考えていました。
いいことばかりちゃないけれど、悪いことだけではないと。
楽しいことばかりじゃないけれど、悲しいことや苦しいことばかりじゃないと。

元春さんと雪村さんのデュエット曲『トーキョー・シック』が
昨日iTUneでリリースされたので、さっそく購入してノリノリです。
戦後の復興と、震災の復興がダブって、勇気と希望がわいてきます。
Commented by かで at 2012-05-11 18:53 x
死は必ずあるものですが、恐れることなく、生き延びるため
でもなく、楽しく、快く、後悔なく生きたいです。
いい詩ですね。ありがとうございます。
Commented by yurikak5 at 2012-05-11 23:07
nmsan2008様
そうですね。心はいつも様々な想いを抱きながら、
生々流転していますね。
前を向いたり、後ろを向いたりしながら。
Commented by yurikak5 at 2012-05-11 23:12
44しっぽ様
震災以来、私の心もかなり複雑な想いを錯綜していますが、
この詩と出会って、自分の心が整理されたような気がします。
色々ありすぎて悲観的にもなりますが、でも前向いて生きていきたい。

佐野さん、頑張ってますね。実は知人の計らいで3月4月と続けて
ビルボードに参加できました。4月は最前列だったんですよ♪
初めてお近くで拝むことが出来ました。感謝。
Commented by yurikak5 at 2012-05-11 23:15
かで様
寿命は与えられたものだと思います。
でも最大限、大切につかわないといけないですよね。
このご時世にこの詩。さすが谷川俊太郎さんです。
by yurikak5 | 2012-05-09 22:41 | 雑記 | Comments(6)

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