お知らせ
2011年 09月 25日
中国を研究する杉本雅子・帝塚山学院大教授との対話(1)
以前私も広州中医薬大学での学術交流会でご一緒させていただいた、
とても魅力的なな杉本雅子先生との対談が始まりました。
鍼を知らない方にとっては、専門的で難しいかもしれませんが、
女性ならではの視点で、どんなお話になるのか私も楽しみです。
良かったらご覧ください。
私には、鍼灸と科学との違いや関係は詳しくはわかりませんが、
科学で何かを完全に記述することはできないんですね。
私たちの世界が確定的に定まったものではないからです。
東洋の人たちは、そのことを直感的に知っていたのかもしれない。
西洋の人たちは、そのことを科学によって解明したのかもしれない。
そんな気がします。
いつもご丁寧にありがとうございます。
西洋医師も昔は聴診器を当てたり、おなかを触ったりと、
手当という部分があったのに、最近は機械やデータに頼りすぎて、
人間的な部分が減っている気がします。
痛い部分に触れてほしい、辛さを分かってほしい、
そんな患者さんが東洋医学に流れてきているように思います。