同病異治 異病同治

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東洋医学での基本的な考え方のひとつ。


「同病異治」・・・同じ病でも異なる治療法。

例えば、不妊症の人が数人いたとする。(肝臓病でも風邪でも腰痛でも何でもよい)
西洋医学での不妊治療は、多少の差あれ、ほぼホルモン剤や排卵誘発剤の投与となる。

東洋医学での不妊治療は、一人一人、同じ病名であっても、治療法が違う。
その人に応じた証に合わせて、鍼灸ならツボを選び、漢方薬なら生薬を選ぶ。


「異病同治」・・・異なる病でも同じ治療法。

例えば、肩こりと胃痛。西洋医学では整形外科と内科。両方受診。
でも東洋医学ならどちらも関連性があるから、
違う病でも、一度に両方治せる。なんて合理的。
下痢と腰痛、精神不安とめまい、動悸と不眠、などなどいくらでもある。

こんなことができるのは、結局体の五臓六腑が、全てつながっていて、
その上に、体と心と魂がつながってるから。

自殺未遂した少女に鍼したら、そんな気持ちも治まったとか、
登校拒否の子供に鍼したら、それだけで学校に行きだしたとか。
体へのアプローチで、心まで楽になるのには、ちゃんと理由がある。

気が流れ道である十二経脈(正経)は、それぞれ独立しているようで、
実際は一つの輪のようにつながっている。

主要な道路(正経)がつまれば、バイパス(奇経)を使って流そうとするのだから、
本当に体は賢い。

病を治すための機構は、誰にでもすでに備わっているのだが、
本能の欠如が著しい現代人はかなり低下している。

鍼は本能を取り戻すための、最強のツールだと思う。

健康を取り戻すには、動物達のように本能に忠実になることだ。
Commented by 44しっぽ at 2010-12-09 23:45 x
自閉症とか鬱とか、パーソナリティー障害とか、
そういう、一般的には精神的な病気と扱われがちな病気も、
程度の差はあっても、鍼灸が有効な場合もあるということでしょうか?

さすがに、わがままや自己中心的っていう性格の
矯正までは難しいでしょうが(笑)

でも、体の病以上に、心の病は、西洋医学では限界なので、
何とか、東洋医学が光を照らして、道を切り拓く存在となってほしいです。
本当に心からそう願っています。
Commented at 2010-12-10 13:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nmsan2008 at 2010-12-10 21:38 x
私は東洋医学にも西洋医学にもまったくの素人です。
医学以外にも「東洋~」、「西洋~」と言われるものがありますね。
私は、それぞれが単独では限界があるように感じます。
お互いの長所を組み合わせるような治療ができれば、
患者にとってとても良いことのように感じます。
以前の記事にあったように、保険診療の対象が西洋医学の
治療に偏っているなら、そういうところも是正すべき点ですね。
Commented by yurikak5 at 2010-12-10 22:19
44しっぽ様
そうですね、まだ神経症レベルだと治すのも
容易いですが、うつ病などはレベルが様々であり、
重いものですと西洋医学との併用で行います。
でも段々と薬が減ってきますね。
人格障害は自分が病んでいる自覚がないため、
治療がなかなか続きません。
精神科以外の症状で治療していき、
性格も穏やかになることは良くあります。

いずれにしても、薬だけでは不十分なので、
もっと東洋医学の視点を活用すると、
癒される人は増えると思います。
Commented by yurikak5 at 2010-12-10 22:20
鍵コメ様
良かったね~。集中治療は効きますよ!
23日、頑張ってね。
Commented by yurikak5 at 2010-12-10 22:24
nmsan2008様
やはりその地域に根付いたものがあるので、
東洋では東洋医学中心が合っていると思います。
自然環境、四季おりおりに合わせた、
農耕民族の医学ですから。
足りない部分は、時々西洋医学がヘルプしてくれたら、
それで万全だと思います。
Commented by kensuke at 2010-12-13 01:03 x
フと思ったんですが・・・。

自分に自覚症状が無いヒト(つまりは自分なんですが)
でもどっか悪くしてる事ってあるんでしょうか?
気をつけようにも、カラダは動いてるから気をつけたりも
してないし・・・。
それってヤバいですかね?(^^;
yurika♪姉さん、なんかチェックする方法ってありますかぁ(汗
Commented by yurikak5 at 2010-12-13 17:29
kensuke様
そうなんです!
男性に多いのですが、自覚を感じにくい人達は、
用心しないから、大きな病気になって気付くこともよくある話。
そういうタイプは西洋医学の検査もしながら、
いつも自分の身体のことを気にして、
(顔色、舌の色、爪の色などなど)
疲れたなと思ったらよく寝たりした方がいいですね。
食生活はかなり大事なので、コンビ二食ばかりは厳禁ですよ。
Commented by ペネロペ at 2010-12-15 18:52 x
こんにちは~ 寒くなりましたね!!
雪は降りましたか?先週首都へ上京したら、ティッシュ引き裂いたような「大雪」でした(涙)。帰れて良かった( ̄_ ̄ )ボー。
yurikaさまの治療が恋しいくらい、こっちでは病に陥るとクスリ漬けか医師に振り回されます(看護士に至るまで分業制ですから)、もう、うんざり。
また数年前首を痛めて鍼を受けた事あります。しかし一般医→専門医経由で既に2ヶ月経ってたので痛みが取れてて、何しに行ったのか分かりませんでした(^^;ゞ。
ここも鍼やアロマなどなど増えてますがもっと浸透して欲しい!(ついでにシップやお灸も欲しい・笑!)
今私はyurikaさまのブログや唄を鍼代わりに。とても体の調子が良いです♪ありがたや~
カレンダー届いてます!!ありがとうございます。
早く取りに行きたいっ(笑) マロンくんヨモギちゃん待たせてゴメンよ~!!
Commented by yurikak5 at 2010-12-16 00:00
ペネロペ様
大阪は雪はまだですね。そちらは寒いんですねー。
なるほど、そういう医療事情ですか。
日本も色々問題あるけど、まだ恵まれてるのかも
しれませんね。中国でも医師しか鍼灸ができないため、
大病院の中にしか鍼灸科がなく、鍼灸院というのは
存在しません。しかし、病院にかかるのはバカ高く、
庶民はかかれないため、漢方薬などで早めに治すよう
です。(広州ではスタバのような漢方薬テイクアウトの店がありました)

そちらはプロプァンス地方あたりでしょうか?
昔テキスタイルデザインの仕事をしていた時、
キッチン用品などの生地の柄が素敵で憧れました^^

ブログやyoutubeがお役に立てて嬉しいです。
by yurikak5 | 2010-12-09 23:13 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(10)

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