父の最期

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3月15日午前2時57分、父の容体が急変し、
膵臓がんにより永眠いたしました。
数えで70歳でした。

肝転移があったために切除不能の2cm弱の膵頭部腫瘍、
ステージ良くてⅢと診断されてから一年。
癌の中でも最も生存率が低く、たちの悪いがんでした。
一年間、本当によく頑張ってくれたと思います。

少し短い人生だったかもしれませんが、太く、短く、仕事一筋、
亡くなる直前にも「俺の人生に悔いはない」と言っていたそうです。
5人で始めた会社を、40年かけて社員700人にまで育てた父。
故人の意思により葬儀は密葬にて行われたため、
近親者と会社の幹部の方のみの出席でしたが、
会社の方が家族以上に悲しむ姿を間近にし、
父の生き様が少し見えたような気がしました。

最近、膵臓がんの人が増えているようですが、
若い人の膵臓がんは働きすぎからと言います。
また運動不足と、食生活の乱れも関与します。
仕事では立派だった父ですが、
家族としてはもう少し、のんびりと自分の時間をもって
長生きして欲しかったなとも思います。
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しかしお蔭様で、亡くなる三日ほど前まで、割と元気で、
怒ったり、説教したり、好きなものも食べることができ、
がん末期に良くある腹水や発熱も最期までなく、
膵臓がんによくある背中の痛みもなく、
辛そうだった腫瘍部の痛みも、モルヒネ座薬1~2錠で緩和できたのは、
やはり鍼灸との併用だったからだと思います。
私自身も父の体を通して、色々と勉強させていただきました。

深夜だったので私は間に合いませんでしたが、
息を引き取る時も、少し呼吸が苦しくなったくらいで、
母に手を握ってもらっての、大変安らかな最期だと聞き安心しました。

診療は22日まで休診させていただきます。
23日より通常診療いたしますので、
よろしくお願いいたします。
Commented by nmsan2008 at 2010-03-18 22:44 x
yurika さん、急なことでしたね。
この一年間、お父様は本当に頑張ったと思います。
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、
心からお父様のご冥福をお祈りいたします。

お父様がここまで頑張ってこられたのも、
きっと、お母様の支えがあったればこそだと思います。
そのお母様に見守られながら天国へ旅立たれたお父様は、
きっと幸せだったと思います。

yurika さんも、気を落とさないでくださいね。
Commented by kensuke at 2010-03-18 23:15 x
yurika姉さん、心よりお悔やみ申し上げます・・・m(_ _)m

ご家族の死に関して、部外者がどうこう言うべきでは無いと私は思います。

なによりも、お疲れの出ませんように・・・そして、とにかくyurika♪姉さんがゆっくり休んで下さい。

ゆっくりでいいから、
こちらに戻って来られるのを首を長くしてお待ちしております。
Commented by germanmed at 2010-03-19 02:39
お悔やみ申し上げます。

yurikaさんが鍼灸の道に進まれる事を反対しておられたお父様が、
その鍼灸の恩恵を被って安楽な最期を迎えられ、
そしてyurikaさんが、またそこから更なる鍼灸の勉強をなさった。
それは、とても素晴らしい事ですね。

どうぞ、yurikaさんも、無理なさらず。
Commented by sophyhenry at 2010-03-19 12:53
お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
安らかな最期を迎えられたと聞いて、「よかった」と思いました。
病院ではなく自宅療養だったんですね。
病院に勤務していてる私が言うのも変ですが
家で療養できるというこはお父様にとって本当に幸せだったと思います、そして、娘に治療してもらえることも。

先生、お疲れが出ませんように。

Commented by yurikak5 at 2010-03-19 20:54
nmsan2008様
暖かいお言葉、いつもありがとうございます。
父も喜んでいることでしょう。
これから母を支えて行かねばなりません。
私も元気出して頑張ります。
Commented by yurikak5 at 2010-03-19 20:56
kensuke様
正直、疲れました。でも大分回復してきましたよ。
来週から仕事ですしね。仕事はありがたいです。
またウサギと音楽に癒してもらいます^^
Commented by yurikak5 at 2010-03-19 21:00
くま様
心に響くコメント、ありがとうございます。
特に最後の三ヶ月は、考え方、生き方の違う親子が、
そういったものを超えて、愛情により深く結ばれた
ことを実感でき、私自身も感動的でした。
病気が皆を結び付けてくれることもあるのですよね。
もっと病になる前に気付きたいものですが、
なかなかうまくいきませんね。
Commented by yurikak5 at 2010-03-19 21:05
sophyhenry様
あのレッスンの翌日、病状が急変したのですよ。
途中、介護に疲れ、入院させることも考えましたが、
今となれば本当に自宅で看取って良かったと
皆が言っています。
父は鍼が嫌いでしたが、私の鍼は拒みませんでした。
娘への愛情だったのかなと思うと、涙が出ますね。
Commented by 44しっぽ at 2010-03-20 00:43 x
お父様は亡くなられたのではなく、旅立たれたのだと思います。
仕事一筋で生きてこられて、やっと、ゆっくりと休むことのできる時間を手にされたのではないでしょうか。
僕の妻のお母さんは、肝臓がんでしたが、告知をしなくても、だいたいのことはわかっておられて、亡くなる前にいろいろと思い出が作れました。
癌は悲しいですが、お互いに心の整理をつくることもできるので、突然死より、ご家族にとって、きっと貴重な時間が流れたのではないかと思うのです。
勝手な想像で話してゴメンなさい。元気を出して下さいね。
Commented by hitomi8114-i at 2010-03-20 14:10
読ませて頂いて、もし実の父母が・・・と考え、またこの間のショックのこととその人のことを考え、あぁ、鍼灸で心を通じ合わせたということの温かみが伝わってきました。

安らかにお休みください。
そして、より多くの方々に癒しと治癒力を高めるその鍼灸の腕を持つyurikak5さんを応援ししてくださいと、祈ってしまいます。
Commented by シー坊 at 2010-03-20 20:54 x
ご無沙汰しておりましたが
急な事に驚いております
せめてお父様が安らかにお眠りになれますように。。。
ヨモギ様ご家族の皆様のお悲しみが
少しでも癒されますように。。。
Commented by yurikak5 at 2010-03-20 21:34
44しっぽ様
その通りですよ。年末に危篤状況になり、
年を越せるだろうか・・と思いながら、
無事新年を迎えられてからの三ヶ月は、
本当に神様が用意してくれた、
私達家族への思い出のプレゼントではないかと
思うほどです。
年末が嘘のように、父の意識がはっきりし、
色々な話もできました。

兄とも話していたのですが、
まだ亡くなったという感じがしません。
もう疲れたから起きるのやめたわ、というような、
長い出張に行ってしまったような、そんな感覚で、
亡くなってからの方が自分の周りに
暖かいものを感じます。
きっとこれからもずっと守ってくれるのでしょうね。
Commented by yurikak5 at 2010-03-20 21:39
hitomi様
そうですね、親を亡くしたのは私も初めてですが、
体験したことのない深い悲しみ、
それはまるで自分の一部を失ったかのような感覚です。
でもそれを知って初めて、親を失った人の悲しみが
理解できました。
長く生きると本当に色々なことを教わりますね。
Commented by yurikak5 at 2010-03-20 21:40
シー坊様
訳あってブログには経過は書けなかったので、
驚かれたことでしょう。
いつも暖かいお言葉、ありがとうございます。
Commented at 2010-03-21 00:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ひろ at 2010-03-22 23:04 x
めったとパソコンを見ないのですが、連休だったので音楽をyoutoubeなるもので聞いていたらここまで辿り着きました。ギターで弾き語りされていた方でしょうか?
音楽も同世代で親近感があり、またそろそろ親が永遠に存在するものではないと思いつつある中、あなたのお父様のことも拝見し、考えにふけりました。少し生意気だった世代と自覚していますが、その自身も段々なくなり、人とやたら話をしたくなるまで変わりました。
鍼はいいですね(なんか似てるな) 多感なころ肩がこりよく通いました。最近ベースを再開し肩がまたこりはじめました。 取りとめもなく恐縮ですがまた弾き語り聴きますね

Commented by yurikak5 at 2010-03-24 18:55
ひろ様
初めまして。
こちらまでお越しいただき、ありがとうございます。
気分転換に学生時代を思い出して、
弾き語りをしております。

パソコンはあまり見ないほうがいいですよ。
体にはあまり良いものではありませんからね。
私もこんなに早く親を亡くすとは思いませんでしたが、
周囲に二人、同い年ですが、両親のいない知人がいます。
口には出さずとも、その子達の辛さが何となく
分かったような気がしました。
でも人間、誰が死のうと生きていかねばならない事だけは事実だなーと、
今更ながら思います。お互い頑張りましょうね。
by yurikak5 | 2010-03-18 13:08 | 東洋医学・鍼灸 | Comments(17)

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