かわいい患者さん
2009年 05月 16日
患者のⅠさんご夫婦のペット、ホーランドロップの"月読(つきよみ)"ちゃん(♀)です。
Ⅰさんご夫婦は民族学、考古学関係のお仕事をされており、
こんなマニアックな名前になったらしいです。
何か同じ種類なのに、マロンよりずっとお上品な感じ。
でもご主人には「こいつドロボーみたいな顔してるでしょ」とか言われて、
可哀そうな月読ちゃんです。
月読ちゃん、もう七歳だとかで、人間では70才位のお婆さんといったところ。
右首にある腫瘍が、初めは柔らかくて小さかったのが、
最近どんどん大きく硬くなって5㎝大になり、
獣医さんにはもっと大きくなったら切るしかないと言われたそうな。
奥さんがとても心配そうにしていたので、
鍼してあげるからつれといで~といったら、本当に連れてこられました。
触ってみると確かに硬い。これだけ硬いと放っておくと癌化する恐れがあるだろう。
でも継続して治療をすれば、きっとこの塊は柔らかくなって成長は止まる。
うまくいけば多少小さくなるかもしれない。
たとえ腫瘍はあっても良性のままなら、あまり心配はいらないのである。
背部の触診、毛にハリがなく、腰のあたりも虚して冷えている。
腎虚と肝鬱気滞、湿痰といったところか。
取りあえず百会(人間の命門の位置)に金の鍼をして、腎の気を補う。
気滞を散らす。
何か気持ちよくなりました~って顔。いいなぁ、動物は素直で。
あ、でも獣医師の免許はないから治療費は頂けないので、
お代はうちのウサ達に牧草とサツマイモを、という事になりました(笑)
月読ちゃん、また来週ね。
私は、ネコのことしかわからないのですが、ネコは
個体間の差が、ものすごくありますね。
気の強いネコ、やさしいネコ、おっとりしたネコ、頭のいいネコ、
とにかくいろいろ、バラエティに富んでます。
ウサギもそうなんでしょうか。
私は整備士資格は持ってますが、いきもの相手には無力です。自分自身のカラダすら面倒見きれません・・・(-_-)
えー、あひぞうの調子が悪くなったらお話をお聞かせ下さいm(_ _)m
今はおかげさまで無駄に元気ですが(^^;
月読ちゃんの安心しきって眠る姿に、全幅の信頼が伺える。。。
本当にキモチ良かったのでしょう・・・
ヨモギかーさんの鍼治療、受けてみたい!
首の付け根、痛くってしょうがないの!(ここで訴えてどうする・笑)
他の患者さんのご迷惑ではなかったか心配でした。
おかげさまで、針のあとはぐっすり眠り、少し活発になったようです。
うさぎさんにも寿命が有りますが、天寿を全うさせてあげたい親心でございます。
ヨモギちゃん&マロン君に、田舎のサツマイモをご賞味いただこうと思っています。
きょう、ユー・チューブにアップされている関西のラジオ番組を
聴いていましたら、中島みゆきさんは、プライベートで吉本を
観にいくそうです。
「ごめんやして・・・」のおばさんを見て笑っているのでしょうか。
小さな共通点を見つけて、嬉しかったですよ。
コメントまとめてお返事させてもらいますね。
動物は皆、犬でも猫でもウサギでも、人間と同じで個性があると思います。以前セキセイインコをたくさん飼ったことがありますが、素直な子、意地悪な子、心の広い子など色々でおもしろかったです。
みゆきさんが吉本!初耳です♪でもみゆきさんのDJはかなり三枚目ですので納得。。。オールナイトニッポンでも、その陽気さと、最後の一曲のシリアスとさのギャップで、私は虜になってしまいました。いつも真面目では疲れますからね。息抜きしながらいきたいものです。
ありがとうございます。
生きもの相手は大変な仕事ですが、元気になってくれると
その辛さも忘れてしまいます。
動物の治療は、実は人間より数段楽です(笑)
あひぞう君も具合悪くなったら御相談下さいね。
でも確かにかなり元気そう。色つやいいですもの。
西洋医学はとことん悪くなるまで待たないと治療できませんが、
東洋医学にはそこまで悪くさせない知恵があります。
心配して悪化するのを待つよりは、悪化しないように防ぐことの方が、私はいいと思うんですけどね。
シー坊さん、なんか最近調子悪いですねぇ。
首の付け根は目の疲れからくること多いけど・・・。
なんかウルトラの母みたいですね(笑)
多分段々若さを取り戻すと思いますよ。
そうすれば活発に動き出し、気のめぐりがよくなれば、
腫瘍も小さくなるかもしれません。
私の方は全然構いませんので、
どんどん連れてきてあげてください。
そして楽な天寿を全うして欲しいものです。
何かあれば我が家のにゃんこも...とお願いしたいところですが
こんなにおとなしく抱かれていないでしょうし、引っ掻くわ,
噛み付くわで非常に危険が伴います...